「コトラの赤ちゃんに寄り添う気持ちで」吉岡里帆がネコ映画で初ナレーション＆ネコ愛を発揮

動物写真家、岩合光昭がネコ目線で世界中の街角のネコを撮影し、世のネコ好きを魅了してきたTV番組が『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』(10月21日公開)としてスクリーンに登場！公開が迫り期待が高まるなか、本編のナレーションを務めた岩合氏と人気女優、吉岡里帆の温かなコメントを寄せた。

岩合氏は吉岡について「とても落ちついてナレーションに臨んでいたのが印象的でした。吉岡さんの声を聞いて感じたのは、とにかく“ネコに合っているなぁ”ということです。そんな吉岡さんの声も聴きながら、僕もより自然体でナレーションに臨むことができました。僕たちが丹精込めて想いを込めたナレーションも映像と共に劇場で楽しんでいただければと思います」とコメント。彼女の声が、ゆったりとした作品の空気感にピッタリだったと大絶賛。

一方、吉岡は「愛らしいネコちゃんたちの邪魔にならないよう、より魅力が伝わるよう音入れしたいと心から思いました。どんな言葉を入れるのかも前もって話をさせていただきました。本番当日は、コトラの赤ちゃんたちに寄り添いたく思い、優しく繊細な空気感で挑みました。できるだけ柔らかく家族の在り方やニュアンスが伝わるようにスタッフさんと話し合いながらアフレコしました。岩合さんの撮ったネコちゃんたちはスクリーンの中でちゃんと生きています。必ずその姿に心動かされると思います」とネコ好きならではのこだわりを明かした。

番組ファンの間で人気の高い「津軽の四季」シリーズの“コトラとその家族”を中心に、岩合氏お気に入りの世界6カ国のネコたちの生きる姿を再編集した本作。今回、追撮で久々にリンゴ農園のネコたちのもとに訪れた岩合氏は、「コトラからリッキー、ハナたち、そしてまたその子たちへ、そんな命の引き継ぎがずっと続いているあのリンゴ農園は、今の時代、本当に貴重な場所です。“命の大切さ”をこの作品を通じて皆さんに感じていただけたら嬉しいです」と魅力を語った。

吉岡や岩合氏の“ネコ愛”がたっぷり詰まった本作。愛くるしく、力強く生きるネコたちの姿はもちろん、2人がネコに語りかけるナレーションにもほっこりさせられるので、ぜひ注目してほしい。【トライワークス】