佐藤健「また裸の質問?」 スマホ撮影OKの『亜人』イベントでMC役も
死んでも命をリセットして生き続ける新人類“亜人”が繰り広げる壮絶な闘いを描いた新感覚アクション『亜人』が、初登場首位の大ヒットスタートを決めた。桜井画門による人気コミックの映画化で、自身が亜人だと知り、国家に追われることになる主人公を演じたのは、実写化ものに定評のある佐藤健。『るろうに剣心』のアクションチームと再び組み、さらなる高みを目指した佐藤が、5日、ヒットのお礼を込めて都内の劇場に登場。イベントの進行役をはじめ、本広克行監督と共にティーチインに応じるなど、“おもてなし”に努めた。
『亜人』を見れば“吊り橋効果”で2人の関係も密接に!?
本編上映後に行われた本イベント。開始前のアナウンスも佐藤が行ったが、「なお、本日はマスコミの方以外の撮影・録音は、禁止とさせて……、いただきません!」と宣言すると、「えー!」「きゃー!」と歓声と拍手が起こり、スマホで撮影準備万端の観客で埋め尽くされた会場は、早くも興奮状態に。
続けて、佐藤がやりたかったという“MC”として登場。台本を片手に、「みなさん、ご覧になっていかがでしたか?」と拍手を求めるなど、落ち着いた進行で本広監督を呼び込み、本当のMCへとバトンタッチした。
そして、「この作品はデートで観てほしいです。“吊り橋効果”ってご存知ですか? 吊り橋を男女で渡ってドキドキしていると、相手にドキドキしていると勘違いしてしまうという、ね。『亜人』はジェットコースタームービーですから、ぜひ二人の仲を近づけてもらえたら」と挨拶。
佐藤と綾野が控室で「あ!あ!」と謎の叫び!?
ティーチインがスタートすると、こちらも“おもてなし”ということで、選ばれた観客を佐藤が壇上に呼び込んだ。突然のことに、指名された女性は、「え!いいんですか?」と戸惑いながら、そしてほかの観客の羨望の悲鳴を浴びながら、「綾野剛さんは、アクション撮影前にパンプアップをするそうですが、健さんはどうなんですか?」と声を絞り出すように質問。これに佐藤が「僕は、してないです。というか、綾野剛がおかしいんです!」と漏らすと会場からは笑いが。
しかし監督が「でも2人で一緒に筋トレしてたじゃん。控室から、2人の『あ!あ!』って声が聞こえてくるから、何をやってるんだって思ったよ」と暴露する一幕もあった。
次に指名された女性は2人での登壇を希望。佐藤が「2人でいいよ」と言うと、「たけるん、優しい」と監督も佐藤のおもてなしに感激。
興奮で泣きそうになり、半分放心状態で佐藤と本広監督の間に上がった2人からの質問は、「綾野さんは、以前、脱ぐシーンでは全部脱いだと言っていましたけど、健さんも全部脱いだんですか?」というもの。これには「また裸の話?」と苦笑いの佐藤だったが、「剛は全部脱いでたね」と監督が答えると、「僕は肌色のパンツみたいなのを穿いてました」と明かした。
最後の質問者となった2人組は、佐藤との写真撮影もプラスされ、なんと撮影は本広監督が担当した。そして「ダイエットしたいんですけど、ポテトが好きなんです」と質問。映画とは全く関係のない、しかし女子らしい内容に、佐藤は「ポテトを食べたかったら、朝か昼に、夜はダメです」と答え、“おもてなし”を貫き通していた。【取材・文/望月ふみ】