返り血を浴びたヒロインの姿も!ニコラス・ケイジの誕生日を祝し『ロングレッグス』場面写真が大放出
2024年7月に全米公開され、歴史を覆す大ヒットとなった『ロングレッグス』が3月14日(金)より公開される。このたび本作に出演するニコラス・ケイジが、1月7日に61歳の誕生日を迎えたことを記念し、ミステリアスな場面写真が一挙解禁された。
本作は、全米公開初日から3日間で興収2240万ドルをたたきだし、2024年公開の独立系ホラー映画における全米最高のオープニング成績をおさめ、独立系ホラー映画として過去10年間の全米最高興収を記録(2024年11月時点)。さらに、2024年公開独立系作品において全米興収1位を獲得した(2024年11月時点)。北米配給のNEONにおいてはアカデミー賞受賞の『パラサイト 半地下の家族』(19)の北米最終興収5336万ドルを超えて、NEON史上最高興収作品となった。
主演は『イット・フォローズ』(14)で注目を浴び、本作でスクリーム・クイーンの座を不動のものにしたマイカ・モンロー。未解決殺人事件を追う新人FBI捜査官として、緊迫感にあふれる見事な演技を披露した。そして数々の話題作への出演が絶えない、オスカー俳優のケイジが、40年以上のキャリアで初めてのシリアルキラー役に挑戦。「陰惨な連続殺人鬼役はこれが最初で最後となる」と、本人がコメントするほど至上最狂の悪役を、常軌を逸した演技で体現した。監督は、最新作にスティーヴン・キング原作『The Monkey』の公開が控える映画ファン最注目の鬼才オズグッド・パーキンス。
新人FBI捜査官リー・ハーカー(モンロー)は未解決一家連続殺人事件の捜査を任される。過去30年間に10回も発生したという不可解な事件に共通するのは、父親が家族を殺害し、自殺していること。すべての犯行現場には暗号で書かれた “ロングレッグス”(ケイジ)からの手紙が残されていた。唯一の手掛かりとなる暗号文を解読しようと試みたハーカーは、事件にある法則を見出すことに成功する。
解禁された場面写真は、事件の真相を追うハーカーを収めたもので、返り血を浴びながら何者かにおびえるシーンや、謎の暗号文を前に捜査に没頭する姿を写しだし、上司のカーター(ブレア・アンダーウッド)と、事件現場の床下である重要な手掛かりを発見するシーンも。また、被害者家族の体の一部を捉えた写真からは、殺人犯の異常性が露わとなる。すべての事件に関わる“ロングレッグス”とは一体なに者なのか。新たな情報が解禁されるもその全貌はいまだ見えず、謎は深まるばかりだ。
製作も兼任したケイジは、ひと目では彼とわからないほどの異様な風貌で、常軌を逸した怪演が話題となっている。ぜひ今後の続報にも注目していきたい。
文/山崎伸子