韓国で750万人が熱狂した痛快クライムアクション『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』日本公開決定!

韓国で750万人が熱狂した痛快クライムアクション『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』日本公開決定!

韓国で大ヒットを記録した『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』が4月11日(金)に公開されることが決定し、ティザービジュアル&ティザー予告が解禁。さらに本作の日本公開を記念し、4月4日(金)から前作『ベテラン』(15)のカムバック上映も決定した。

痛快アクション『ベテラン』の続編となる本作は、韓国観客動員数5週連続第1位、韓国観客動員数750万のメガヒットを記録。韓国を代表するヒットメーカーで『密輸 1970』(23)、『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)などを手掛けてきたリュ・スンワンが前作に続き監督を務め、『ソウルの春』(23)、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(18)、「ナルコの神」など話題作に次々と出演するファン・ジョンミンが満を持して9年の時を経てベテラン刑事ソ・ドチョル役を熱演。前作以上にキレのある激しいアクションを披露する。さらに新たに凶悪犯罪捜査班に加わる新人刑事パク・ソヌ役に『ソウルの春』、「D.P.-脱走兵追跡官-」、「となりのMr.パーフェクト」で人気のチョン・ヘイン。彼がダブル主演としてジョンミンと最強タッグを組む。さらに凶悪犯罪捜査班のメンバーとしておなじみの「イカゲーム2」のオ・ダルス、「涙の女王」のチャン・ユンジュ、『デビルズ・ゲーム』(3月7日公開)のオ・デファン、「ラブレイン」のキム・シフ、さらに「財閥×刑事」、「ユミの細胞たち」のアン・ボヒョンと豪華メンバーが集結した。

前作では、巨大財閥と広域捜査隊の対決を描いたが、今作は連続殺人鬼と凶悪犯罪捜査班が対決。法の網の目をすり抜けた悪人たちを粛正する報復殺人。犯人は殺人鬼か正義のヒーローなのか?家族のことを気遣う暇もなく昼夜を問わず犯罪と戦うベテラン刑事ドチョルと、凶悪犯罪捜査班の刑事たちに新たな試練が訪れる。法では裁かれなかった悪人が次々と殺害される事件が発生するが、あたかも悪人に報復しているかのように見えた。不条理な司法制度に憤っていた世論は、私刑を下す犯人を善と悪を裁く伝説上の生き物「ヘチ」と呼び、正義のヒーローともてはやすようになる。ドチョルに心酔する正義感あふれる新人刑事ソヌが加わり、事件は解決に近づくかのように見えたが、彼らをあざ笑うかのように連続殺人犯は次の殺人対象を名指しする予告編をインターネットに公開する。メディアに扇動され“ヘチ”に熱狂していく大衆心理を横目に、ドチョルたち凶悪犯罪捜査班は、善悪の境界線を超えてしまった偽りの正義のヒーローに立ち向かう。

そんな本作は第77回カンヌ国際映画祭および第49回トロント国際映画祭に公式招待され、第45回青龍映画賞最優秀作品賞ほか7部門ノミネート(助演男優賞、技術賞受賞)され、『ソウルの春』、『破墓/パミョ』(24)、『犯罪都市 PUNISHMENT』(24)に続く2024年の話題作となった。

このたび解禁となったティザービジュアルは、ベテラン刑事ドチョルと新人刑事ソヌが爽やかな青空を背景に並んでいる。そこに「善悪の境界線を越えるな」と刑事ならではの警告めいたキャッチコピーも。ドチョルの捜査に行き詰まったかのような困惑の表情に対して、ソヌの余裕のある自然体な表情が対照的だ。さらに、ティザー予告編では、報復犯罪をしている“誰か”を追うドチョルとソヌが身体を張って犯人に飛び込んでいく様子が描かれ、犯人に翻弄されながらも見えない善悪の境界線に向き合わなければならない焦燥感と、見応えある怒涛のアクションシーンが満載となっている。


『パラサイト 半地下の家族』(19)の監督であるポン・ジュノも「ハンマーのような映画、主人公の痛みが骨の髄まで伝わってくる」と絶賛の本作。韓国の映画ファンを熱狂させた痛快クライムアクションの全貌はスクリーンで確認してほしい!

文/スズキヒロシ

関連作品

  • ベテラン 凶悪犯罪捜査班

    -
    21
    ベテラン刑事と犯罪を憎む新人刑事が見えない犯人を追い詰める、『ベテラン』に続く韓国発のクライムアクション第2弾
  • ベテラン

    3.8
    18
    ファン・ジョンミン主演、政財界を牛耳る財閥の闇に迫る刑事の活躍を描くアクション
    Prime Video