『ウィキッド ふたりの魔女』吹替えキャスト9名が新たに発表!海宝直人、田村芽実らが”ふたりの魔女”の物語をさらに彩る
<コメント>
●海宝直人(フィエロ役)
「2004年のトニー賞での『ウィキッド』の圧巻のパフォーマンス。あの日からCDを聴き続け、日本での開幕はもちろん、ニューヨークでもロンドンでも観劇し、終演後にはしばらく放心状態になってしまうような観劇体験をしました。そんな思い入れのあるミュージカルの映画化作品に携わることが出来て本当に光栄です。ジョナサン・ベイリーさんが演じるフィエロはチャーミングかつその奥に見える繊細な心の揺れ動きがとても魅力的なキャラクター。それを吹替版でもしっかりとお伝えできるように務めさせていただきます。まさに魔法のような『ウィキッド ふたりの魔女』、皆様もぜひ映画館でその魔法を体感して下さい!」
●田村芽実(ネッサローズ役)
「『ウィキッド』は子どもの頃から大好きな作品で、今回このようなかたちで参加させていただけるなんて、夢にも思っていませんでした。収録ではネッサローズの純粋さのなかに隠れる意志の強さを表現できるよう心がけて努めました。魔法が使えるなら…世界平和。これに限ります。観てくださるお客様にも、この願いが少しでも届けられたらうれしいです」
●入野自由(ボック役)
「まさか自分が『ウィキッド』に携われる日が来るとは思っていなかったので、本当にうれしかったです。NYの劇場で観劇したあの日。『ディファイング・グラヴィティ』を最前列の席で浴びた時のあの衝撃は、いまでも忘れられません。僕が吹替させていただいたボックは、頑張り屋で心根の優しいキャラ。ちょっと頑張り方の方向性が、、、なところもありますが(笑)。この作品に込められたメッセージと情熱を、是非全身で受け止めてください。『ウィキッド ふたりの魔女』…凄いです!」
●kemio(ファニー役)
「本国では公開当時、どこの映画館も賑わっていて『ウィキッド』の話題で持ちきりでした。ファニー役が決まった時は、本当にうれしかったです!18歳の時に初めて『ウィキッド』を観劇しましたが、それから10回くらい観ています。人生の節目でとても助けられた作品だったので、信じられませんでした。どんな状況であっても、自分の大切だと思う人を見つけることができる、この環境がすべてではないんだということが分かる、とても勇気づけられる作品です。本当にこの作品を愛している人たちが、色々な想いを込めて作り上げた凄く大切な作品なので、是非たくさんの人に観ていただけたらうれしいです!」
●ゆりやんレトリィバァ(シェンシェン役)
「私が吹替を担当したシェンシェンは、学校の憧れの存在に近づきたいと頑張っている可愛い人です。私も中学校で憧れの存在に近づこうとしていたので、シェンシェンの気持ちは凄く分かります。この作品を観ると共感できるポイントが多くあります。人は表面的なことで判断されがちですが、それぞれみんなが、分かってもらえない歯がゆさを持ちながら生きていると思います。そんな、あ!自分だけじゃないんだということを気付かせてくれる勇気をもらえる作品だと思います。皆さん、もうまもなく公開です!楽しみにしていてください!」
●塩田朋子(マダム・モリブル役)
「『ウィキッド』が映画になる!それだけでもうワクワクしますね。そこに私も参加できるとは!それだけでもうウキウキです。私が吹替を務めるのは、エルファバを見出だすシズ大学の魔法学の権威マダム・モリブル。語りかける様に彼女に出会えた喜びを歌うところから一変、物語が進むにつれ変化していくミシェル・ヨーの表情がすばらしいのです。もし魔法が使えるなら、エルファバやグリンダ並みの歌唱力が欲しいですね(笑)。仲良くなった正反対の性格の2人がそれぞれの運命を辿るせつなさ、それでも力強く生きて行こうとする2人。映像ならではの魔法の世界を存分にお楽しみ下さい!」
●大塚芳忠(オズの魔法使い役)
「これまで多くの作品にてジェフ・ゴールドブラムの吹替えを担当させていただきましたが、歌唱は初めてのことでしたので、どんな仕上がりになっているのか…ドキドキしております(笑)。本作のオズの魔法使いはジェフ・ゴールドブラムにぴったりのハマリ役だと思いました。どんな役を演じていても不思議なムードを醸しだす彼が満を持していよいよ魔法使い!変幻自在、神秘的、いい加減だけど知的。これ以上の魔法使いは考えられないかもしれません。彼とこの映画のおかげで夢とファンタジーと魔法の世界にたっぷり浸ることができました。皆様にもぜひ映画館に足を運んでいただき、すばらしい作品の世界観を楽しんでいただきたいです!」
●山寺宏一(ディラモンド教授役)
「『ウィキッド』がシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ主演で映画化されると知り、是非とも参加したいと思っていたので、オファーを受けたときは最高にうれしかったです!これまでも動物役は数多く演じて来ましたが、ここまで見た目がリアルなヤギは初めてです(笑)。ヤギと言っても、知性と威厳と優しさを併せ持つ立派な教授。迫害される事への恐れや怒りも含め、ピーター・ディンクレイジさんの声をしっかり聞いて演じたつもりです。これぞファンタジーエンタテインメントの決定版といえるすばらしい作品です!是非とも我がシズ大学へのご入学をお待ちしています」
●武内駿輔(語り手役)
「今回かなり力の入った制作になるとお伺いしていました。結果として自分もその一員として作品に参加できることがとても光栄です。自分の担当するキャラクターとシーンは、舞台上での演技やミュージカル歌唱がメインとなっていますので、映画のなかではありますが、より没入して舞台を楽しんでいただけるような表現を目指しました。目線や仕草に合わせた、細かいニュアンス等は台詞、歌詞ともにこだわって取り組んだポイントです。個人的に使いたい魔法は、動物と話せる魔法です。自分のわんこと対話してみたいなといつも思っています。クラシカルさと大胆さを兼ね備えた本作を、ぜひ映画館で体感いただけますと幸いです」
文/久保田 和馬