鈴木亮平&有村架純共演『花まんま』兄妹の願いが交錯する本予告、イメージソングはAIの書き下ろし
鈴木亮平と有村架純が兄妹役で共演する映画『花まんま』(4月25日公開)。本作より、本予告と本ポスタービジュアルが解禁。本作のイメージソングにAIの書き下ろした「my wish」が決定した。
本作は、2005年に第133回直木賞を受賞した朱川湊人の短編集「花まんま」が原作。早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる兄の俊樹(鈴木)と、結婚を控えながら、ある秘密を抱えている妹のフミ子(有村)が遭遇する不思議な体験を描きだす。『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)、『そして、バトンは渡された』(21)などを手がけたヒットメーカーの前田哲が監督を務める。
そんな本作のイメージソングに、今年でデビュー25周年を迎えるAIの書き下ろし楽曲「my wish」が決定。映画製作サイドからのオファーに、AIは『花まんま』という映画のタイトルに一瞬驚いたものの「役者さんも内容も素晴らしすぎて久々に笑って泣いて感動しました」と絶賛。「こんな素晴らしい映画のイメージソングが歌えて光栄です!!!」と喜びをあらわにしている。楽曲を聴いた鈴木は「静かなメロディーの中に、『花まんま』の世界と、この物語に込められた『願い』が繊細に映し出されていると感じました。静謐で重厚な旋律に、AIさんの奥深く豊かな歌声が寄り添って、まっすぐに紡がれた言葉の一つひとつが心の奥へと染み込んでくるようです」と語り、有村も「いつまでも兄と妹を見守ってくれる母のような安心感をくれるこの歌が、あの頃の温かさを思いだし、私もいつの間にかこんなに大人になったんだなぁと感慨深くもなりました」とコメントしている。
そんな「my wish」を使用した本予告は、早くに両親を亡くした俊樹とフミ子の日常からスタート。フミ子と太郎(鈴鹿央士)の結婚が決まり、誰もが待ち遠しい日々を送る中、フミ子に“別の家族の記憶”があることが明らかに。妹の幸せを願う俊樹の純粋な想いと、フミ子がどうしても叶えたい願いが交錯する中、AIの「願いはいつか叶う」という歌詞が優しく寄り添う。幼馴染の駒子(ファーストサマーウイカ)の強烈なビンタを浴びた俊樹は、なにかが吹っ切れたかのようにある場所へ向かう。そして、花嫁姿のフミ子の元に「でっかいプレゼント持ってきたで!」と満面の笑みで駆けつける姿が映しだされる。兄妹愛と秘密に満ちた本予告は、「忘れられない感動のラスト5分」のテロップとともに、披露宴で涙を流す2人の姿で締めくくられている。
あわせて本ポスタービジュアルも解禁。妹の幸せを願い笑みがこぼれる俊樹と、憂いつつもどこか強い意志を感じさせるフミ子の眼差しが印象的。そんな2人を包み込むかのような太郎と駒子の優しい表情と「最後に、会いたい人がいる」のキャッチコピーが加わり、より一層エモーショナルなデザインに仕上がっている。
これまで数々の話題作に主演した鈴木と有村が1組の兄妹を演じる本作。2人の熱演をスクリーンで堪能してほしい。