音楽が布袋寅泰が担当!『Demon City 鬼ゴロシ』壮絶なノンストップアクションを収めた予告映像
生田斗真が主演を務めるNetflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』(2月27日世界独占配信)から予告映像が解禁。本作の音楽を布袋寅泰が担当することも明らかになった。
本作は2020年から約4年にわたって雑誌「週刊漫画ゴラク」に連載された河部真道の「鬼ゴロシ」を原作にしたバイオレンスアクション。地方都市の新条市を舞台に、妻と娘を奪われた殺し屋の凄惨な復讐劇を活写する。生田が演じるのは、マサカリを片手にその圧倒的な暴力で裏社会を震撼させてきた殺し屋の坂田周平。そんな主人公の仇敵となるのは、尾上松也、東出昌大、高嶋政伸、田中美央が演じる新条市を裏で牛耳る組織「奇面組」のメンバー。長編第1作目となった映画『メランコリック』(18)が第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で監督賞、ヨーロッパ最大のアジア映画祭、第21回ウディネファーイースト映画祭で新人監督作品賞を受賞した田中征爾が監督と脚本を務める。
坂田周平は、裏社会を震撼させてきた伝説の殺し屋だったが、殺された愛する妻と娘との平穏な暮らしのため引退を決意。家族にしか見せないような娘への微笑みはなによりも坂田が守りたい幸せそのものだったが、事態は一変。坂田が暮らす新条市を裏で牛耳る謎の組織「奇面組」に、突如愛する家族を殺されてしまう。瀕死の状態になりながらも、鬼の形相で「いつか必ず、全員殺す」と決意する坂田の復讐相手「奇面組」。セキュリティ会社社長の伏勘太(東出)、新条警察署捜査一課刑事の篠塚孝太郎(高嶋)、クリーニング会社社長の竹本誉(田中美央)、そして日本初の本格カジノを備えたリゾート施設の建設を計画する新条市市長の春原龍(尾上)と、一見社会に順応し、表向きは清廉潔白な生活を送っているようにみえるこの4人こそが、坂田が復讐を固く誓った悪党集団であり、己の大義や私利私欲のために蛮行の限りを尽くす「奇面組」だった。
足を洗った坂田が、復讐のために再び手にとった武器はマサカリ1本。病院で暴れ、清掃工場で暴れ、アジトであるビルに1人で突入して暴れ、とにかく暴れまくる。愛する家族全員を奪われていたと思っていた坂田だったが、娘のりょう(當真)は、隠し切れない変態性が滲む伏に深い愛情で育てられていた。怒りが最高潮に達した坂田は、もう誰にも止めることができない。何人の敵を相手にしても、何発の弾丸に撃たれても止められない復讐の“鬼”となった坂田の姿が、このたび解禁された予告映像にも収められている。
そんな壮絶な復讐劇の音楽を担当しているのは、クエンティン・タランティーノの映画『キル・ビル』(02)をはじめとする数多くの映画音楽も手掛ける布袋。彼のギターによって、生田が演じる坂田のノンストップアクションがさらにエモーショナルに観るものに訴えかける。
そして、あわせてキーアートも解禁。なぎ倒した敵を下敷きに、マサカリ片手に敵を見据えるかの如く鎮座する坂田。狂気と血の匂いが漂うようデザインが、凄惨な復讐劇を期待させてくれる。
配信まで1ヶ月をきった本作。生田のハードなアクションを収めた予告映像もぜひチェックしてほしい!
文/スズキヒロシ
※高嶋政伸の「高」は「はしごだか」が正式表記