『トリリオンゲーム』目黒蓮&佐野勇斗の“友情パワー”を今田美桜&福本莉子が証言「2人でいるととにかく楽しそう!」

『トリリオンゲーム』目黒蓮&佐野勇斗の“友情パワー”を今田美桜&福本莉子が証言「2人でいるととにかく楽しそう!」

2023年に放送された連続ドラマが、劇場版『トリリオンゲーム』(公開中)となって帰還。天井知らずの野望に向かって突き進むハル&ガクの最強バディをはじめ、個性たっぷりのキャラクターたちがスクリーンに登場する。そこでドラマから続投するハル役の目黒蓮、ガク役の佐野勇斗、キリカ役の今田美桜、凜々役の福本莉子に集まってもらい、インタビューを敢行。「ドラマ版から築いてきた関係性があるので、ものすごく仲がいい」と声をそろえる4人は、インタビュー中も笑顔と楽しいトークが止まらないなど終始、息ぴったり。本シリーズを通して果たした新境地や、撮影の裏側、最強バディの秘密までを語り合ってもらった。

「ゴージャスなキリカを映画でも全力で演じられてとても楽しかった」(今田)、「自分を曲げずにいられる凜々はとてもステキだなと思います」(福本)

劇場版『トリリオンゲーム』、個性たっぷりのキャラクターたちがスクリーンに登場!
劇場版『トリリオンゲーム』、個性たっぷりのキャラクターたちがスクリーンに登場![c]2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

原作は、累計発行部数220万部を突破する「ビッグコミックスペリオール」で連載中の人気漫画。天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”のハルと、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”のガクという正反対の2人がタッグを組んでゼロから起業し、予測不能な作戦で成り上がっていく姿を描く。劇場版では、原作の稲垣理一郎監修のもと完全オリジナルストーリーが展開。魅惑のカジノリゾートを舞台に、ハルとガクがこれまで以上の難敵に立ち向かう。

――周囲を驚かせるような野望を持ち、仲間を巻き込んでいくハル。ハルに振り回されながらも、彼の人間力や友情を胸に奮闘していくガク。才色兼備な野心家令嬢で、ハルに興味を持つキリカ。ドが付くほど超真面目な社長で、ガクとの恋の進展にも期待がかかる凛々。皆さん、連続ドラマに引き続き、個性豊かなキャラクターを生き生きと演じています。ご自身にとって本シリーズは、どのような新しいチャレンジができた作品だと感じていますか。

世界一のワガママ男、ハル。劇場版でもワクワクするようなハッタリを炸裂させる
世界一のワガママ男、ハル。劇場版でもワクワクするようなハッタリを炸裂させる[c]2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

目黒「『トリリオンゲーム』は、いつも監督やスタッフ、キャストの皆さんとコミュニケーションを取りながら、自由に作っていける現場だと感じています。それは『トリリオンゲーム』が、スケールが大きくてなにが起こるかわからない、予想もつかない展開が続く作品だからこそ、僕たちものびのびとやりたいことに向かっていけるのかなと。今度は映画で、そういったチャレンジができてとてもうれしかったです。またハルは、僕にとって『こんな顔は、ここでしか見せていない』と思うような、自分とは逆だなという印象のあるキャラクターでもあります。そういった意味でも、ハルを演じているととても楽しいです」

気弱でやさしいガク。ハルに振り回されながら、ハルと新たな野望に挑む
気弱でやさしいガク。ハルに振り回されながら、ハルと新たな野望に挑む[c]2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

佐野「僕は、『トリリオンゲーム』以外の現場ではほとんどアドリブはやらないんです。苦手なものは、アドリブというくらい」

目黒&今田&福本「ええっ!? 本当に…?意外!」

佐野「突然アドリブでなにかを言われても対応ができなかったり…。『トリリオンゲーム』ではアドリブを出しまくっているので、この現場が異常なんですよ(笑)。自分でもなぜだろうと思っています」

目黒「ドラマ版で、キリカがトリリオンゲーム社に来るシーン、覚えてる? あそこでガクはリハと本番で、毎回違う顔をしたんです。こちらとしては、笑いを堪えるのが大変でした」

今田「笑わせにきていた!」

佐野「真剣ですよ!なぜかこの現場では、自然とアドリブが出ちゃうんです。多分、どんなことをやってもハルくんが突っ込んでくれる、受け止めてくれるという安心感があるからかもしれないです」

目黒「こちらとしては、返すしかないからね(笑)」

佐野「あはは!なんでもキャッチしてくれるんです!」

目黒「そのアドリブがあって、シーンが膨らんでいるという部分も大きいと思います」

【写真を見る】息ぴったりの“チーム・トリリオン”、華やかな衣装で登場!撮り下ろし写真をお届け
【写真を見る】息ぴったりの“チーム・トリリオン”、華やかな衣装で登場!撮り下ろし写真をお届け撮影/植村忠透

――今田さん、福本さんが演じるキャラクターも、彼女たちのいろいろな面を見てみたいと思うくらいとても魅力的です。

才色兼備のキリカ。ゴージャスな衣装も見どころ!
才色兼備のキリカ。ゴージャスな衣装も見どころ![c]2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

今田「キリカはゴージャスで、敏腕な令嬢です。この先を考えても、こういったキャラクターを演じられる機会はそんなにないのではないかと思います。衣装やたたずまいもゴージャスなキリカを、映画でもまた全力で演じられてとても楽しかったです。私自身、普段だったらできないようなことも、キリカならおもしろがれるところがあって。目力も強いものがありますよね(笑)。またキリカはおかしなところで笑顔になってしまうようなキャラクターでもあるので、キリカらしい笑顔も意識しながら演じています。そういった表情も、ほかの作品ではなかなかできないものだなと感じています」

ドが付くほど超真面目な凛々。ガクとの恋の行方にも期待がかかる
ドが付くほど超真面目な凛々。ガクとの恋の行方にも期待がかかる[c]2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

福本「凜々は、ドラマでたっぷりと癖の強さを見せていて。初登場となる面接のシーンでは、私自身『映像の作品でここまで声を出したことはないな』と思うくらい、お腹から声を出しました。堅物とは言われていますが、真っ直ぐで、嘘がつけなくて、自分の信念を持っているところが凜々のいいところ。角を直角にしか曲がれないところもおもしろいですが(笑)、うまく生きていける人も多いなか、自分を曲げずにいられる凜々はとてもステキだなと思います。劇場版では、ドラマ版以上に凜々の人間味が見せられたような気がしていますし、ガクさんとのシーンもドキドキするような場面になっています」

目黒「僕は、ガクと凜々の一歩踏みだしそうで、踏みださない関係性がすごく好きで。いつまでやっているんだ!と突っ込みたくなります。まじめな2人なので、見ているほうとしても、かゆいような、おもしろいような…という感じで」

福本「いつも2人がいい雰囲気の時に、ハルさんが来るんですよ!なぜそんなに、私たちがいるところがわかるのかと思うくらいです(笑)」

佐野「まだ付き合っていないのかって思いますよね」

福本「まだ3回しかデートをしていない2人です」

佐野「なかなか珍しいカップルです!」

目黒「2人の子どもとか、見てみたいですね」

佐野「赤ちゃんのころから、角を直角にしか曲がれないかも(笑)!」


――こうしてお話を伺っていても、皆さんの息がぴったりと合っていて、仲がよいことがひしひしと伝わってきます。

目黒「やっぱりドラマの期間があったので、関係性ができあがっているのかなと思います」

福本「私はいつも映画のクランクインとなるととても緊張するんですが、今回は緊張することなく役に戻ることができました。それはドラマの時から皆さんと仲よくすることができて、そういった関係性を作れていたからこそだと思います」

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