『トリリオンゲーム』目黒蓮＆佐野勇斗の“友情パワー”を今田美桜＆福本莉子が証言「2人でいるととにかく楽しそう！」

「ガクは、佐野くんじゃなかったら考えられない」(目黒)、「目黒くんは、人の成功を願うことができる人」(佐野)

――ハルがワガママに夢に向かって突き進んでいけるのは、ガクの存在があってこそ。劇場版では、ハルとガクの“友情パワー”がより色濃く描かれます。目黒さん、佐野さんは、相棒を演じるのが「お互いでよかった」と思うのはどのような時でしょうか。

目黒「常に、すべてにおいて『佐野くんでよかった』と本当に思っています。佐野くんだからこそ、ここまでバディという関係性を深いものとして築いてくることができた。ガクは、佐野くんじゃなかったら考えられないです」

今田＆福本「(聞き入っていた佐野を見て)あれ、泣きそう…!?」

――ハルとガクは、お互いに自分に持っていないものを持っている相手だからこそ、惹かれ合っている2人でもあると思います。佐野さんに対しても、同じような想いがありますか？

目黒「『佐野くんのこういうところは、自分にはないな』と思うところもたくさんありますし、一方で共感できるところもあります。僕に『ないな』と思うのは、コミュニケーション能力の高さ。佐野くんは人前に出た時に『頑張ろう、やるぞ！』という意識があって、いつも盛り上げてくれます。共感するのは、これから先の人生のビジョンの見つめ方。ハルのロードマップじゃないですが、きちんと目標があって、そのためにはどうやったら辿り着けるのかということも、佐野くんはたくさん考えているはず。そういった部分には共感もしますし、応援したくもなります」

――とてもステキな関係性です。佐野さんはいかがでしょうか。

佐野「…」

目黒「多分、褒められた余韻に浸っている(笑)」

佐野「よくわかったね(笑)！こういうところが、目黒くんはすごいんですよね。会う前までは、どこかホワホワしていたり、クールな人なのかなという印象もあったんですが、実際に会ってみると、ものすごく周りのことが見えている人だなと。自分がやるべきことももちろんしっかりとやるけれど、いつも周りの人を立たせるような行動をする。人の成功も願うことができるんです。僕と目黒くんは年齢がひとつしか違わないんですが、このお方はもうその域に達しているのか…！と驚きます。あとはシンプルに優しいです。ファンの方々は知っていると思いますが、もっとたくさんの人に目黒くんの優しさを知ってほしいです」

――今田さんと福本さんも、お2人の姿から“友情パワー”を感じる点はありますか。

今田「ありまくりです。とにかく2人でいると、ものすごく楽しそうで。少年のよう(笑)！きっとお互いに通じ合っているところがあって、見ていても微笑ましいです。そして2人にしか出せない空気感があって、それがあるからこそ『トリリオンゲーム』の世界が作られているように感じます。この現場はスタッフの皆さん含め、本当に仲がよくて。その雰囲気は、2人の絆が伝わってできあがったものだと思います」

福本「お2人とも、何事にも真剣でストイックだという共通点もありますよね。現場ではいつも楽しそうで、それでいてお互いにリスペクトし合っていることも伝わってくる。劇場版のアクションシーンで、本番が始まる直前に、お2人はたまたま目が合ってうなずいたそうなんです。そこで『心が通じ合っている感じがした』とお話ししていたんですが、そのシーンは私もいたはずで…。2人の輪に入りきれなくて、少し寂しいです（笑）」

佐野「それは弁解させてほしい！莉子ちゃんは、僕らから離れた場所にいたから！(笑)」

――1兆ドルを稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がるハル。劇場版では、カジノを舞台にハルと仲間のスリリングな奮闘が幕を開けます。皆さんはもし1兆ドルあったら、どんなことをしたいですか。

目黒「宇宙に行きます。人生で一度は、宇宙に行ってみたい！」

佐野「僕も一緒に連れて行ってもらいます。宇宙から、自分の住んでいる星を眺めてみたいですね。目黒くんのお金で行かせてもらって、僕の分は貯金しておきます！」

今田「1兆ドルあったら、もう働かなくていいということですもんね。そうすると時間も気にしなくていいので、やっぱり旅行かな。世界一周、気の向くまま旅してみたいです」

福本「私も旅行がいいなと思っていました！自家用ジェットとか買って、旅行。あとは家族に渡したい」

目黒「ジェット機を買って、世界一周してもまだ全然余りますもんね」

福本「それだったら、周りの人を幸せにしたいなと思います」

目黒＆佐野＆今田「(福本のナイスアイデアに大盛り上がりで)イエーイ！」

取材・文/成田おり枝