謎に包まれた未解決事件をひも解くヒントに?じわじわと恐怖が迫る『ロングレッグス』ショート予告映像

謎に包まれた未解決事件をひも解くヒントに?じわじわと恐怖が迫る『ロングレッグス』ショート予告映像

不可解な殺人事件を起こすシリアルキラーの恐怖を描くサイコホラー『ロングレッグス』(3月14日公開)。本作より、じわじわと迫りくる恐怖に震えるショート予告映像が到着した。

新人FBI捜査官のリー・ハーカー
新人FBI捜査官のリー・ハーカー[c]MMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved.

2024年7月に全米公開された本作は、初日から3日間で興収2240万ドルを叩きだし、2024年公開の独立系ホラー映画における全米最高のオープニング成績を収めると、独立系ホラー映画として過去10年間の全米最高興収も記録(2024年12月時点)。北米配給のNEONにおけるアカデミー賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』(19)の北米最終興収5,336万ドルを超えての史上最高興収作品となった。

並外れた直感力を買われ、重大な未解決事件の担当に抜擢されるハーカー
並外れた直感力を買われ、重大な未解決事件の担当に抜擢されるハーカー[c]MMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved.

新人FBI捜査官のリー・ハーカー(マイカ・モンロー)は、並外れた直感力を買われ、重大な未解決事件の担当に抜擢される。その不可解な事件は、ごく平凡な家族の父親が妻子を殺害したのち、自ら命を絶つというもので、過去30年間に10回も発生していた。いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、“ロングレッグス”という署名付きの暗号文が残されていた。

今回、そんなロングレッグスが関わる過去の連続殺人事件にまつわる映像が到着した。はじめに映しだされるのは、両親と幼い娘の写真。ありふれた幸せそうな家族に見える。そこに、「娘が…気づかれる…娘がヘンだ…」と異常な様子で話す父親の音声が重なる。その後、一家に残酷な結末が訪れるのだった。続く映像では別の家庭が捉えられ、開かれたリビングのドアの先で父親が何者かに襲い掛かる瞬間を収めている。これは一体誰の目線で映しだされたものなのか。最後は、過去の事件を調べるなかで、唯一生き残った娘がいることを突き止めたハーカーが、犯行現場の床下を捜索するもの。そこには、事件解決へと導く重要な手掛かりとなるものが発見されるのだが…。


いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、“ロングレッグス”という署名付きの暗号文が残されていた
いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、“ロングレッグス”という署名付きの暗号文が残されていた[c]MMXXIII C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved.

サブリミナル的に挟み込まれるロングレッグスからの暗号が、戦慄を誘う不穏な映像の数々。これらの映像をチェックすれば、謎に包まれた未解決事件を紐解くヒントになるはずだ。

文/平尾嘉浩

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