韓国史上最大のタブーを暴け!ベテラン熱血刑事がモンスター財閥御曹司に挑む『ベテラン』がカムバック上映
『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』(4月11日公開)の前作で韓国において動員1341万人を記録した『ベテラン』(15)。4月4日(金)より本作のカムバック上映が決定し、ポスタービジュアル、場面写真、予告編が解禁となった。
韓国最大のタブーに触れた正義感の強いベテラン刑事が巨悪な財閥組織に立ち向かう姿を描き、ユーモアとアクションを融合させた演出から韓国クライム・アクションの原点とも言える本作。財閥、権力者らの傍若無人な言動が韓国で話題となっていた2015年の公開時には、財閥の悪事を浮き彫りにしたと人々の共感を呼び、国民的人気を博すメガヒットを記録した。
監督は、『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)や『密輸 1970』(23)のリュ・スンワン。『ソウルの春』(23)などのファン・ジョンミン演じる熱血ベテラン刑事ソ・ドチョルと、「地獄が呼んでいる」のユ・アイン演じるモンスター財閥御曹司チョ・テオとの激しいバトルが熱い興奮を呼び起こす。さらに、広域捜査隊メンバーには「イカゲーム」シーズン2のオ・ダルス、「涙の女王」のチャン・ユンジュ、『デビルズ・ゲーム』(23)のオ・デファン、「ラブレイン」のキム・シフが、チョ・テオの右腕チェ常務は『破墓/パミョ』(24)のユ・ヘジンが演じている。
解禁となったポスタービジュアルは、刑事ソ・ドチョルとオ・チーム長による広域捜査隊ベテラン刑事チームと、モンスター御曹司チョ・テオとチェ常務の財閥チームが対峙する瞬間を捕えた激アツショット。熱血ベテラン刑事VSモンスター財閥御曹司のプライドを懸けた一戦から目が離せない。
また、予告編では、周囲からは決して触れてはならないと忠告され続けながらも、「罪は犯すな」と御曹司に勝負を挑むベテラン刑事ソ・ドチョルの魅力が軽快なアクションとともに爆発。韓国史上最大のタブーを暴け、とばかりに繰り広げられる息も尽かせぬ格闘シーンの連続は10年経っても決して色褪せない。大迫力のバトルの応酬で勧善懲悪を予感させるスピード感あふれる予告編となっている。
最新作にも期待の「ベテラン」シリーズ。まずはその始まりの”カムバ”をスクリーンで味わってほしい!
文/平尾嘉浩