市原隼人が天才カギ師として観客の前でカギ開けにトライ!
市原隼人が天才カギ師に扮する連続ドラマを映画化した『猿ロック』(2月27日公開)の完成披露試写会が2月4日(木)に中野サンプラザで開催された。当日は、観客には知らされていなかったmihimaruGTによるライブが行れたり、巨大トランクの中からゲスト陣が登場したりといった、大掛かりのサプライズが満載のイベントとなり、会場は熱気に包まれた!
まずは、最初にmihimaruGTのhirokoとmiyakeが、主題歌「Love Letter」を披露。観客のボルテージが一気に上がった後に巨大なトランクが登場し、hirokoがカギを開けると、中から市原隼人、比嘉愛未、高岡蒼甫、芦名星、渡部豪太、和田聰宏、小西真奈美、前田哲監督が姿を現し、「イッチ〜〜!」といった黄色い声援が会場に鳴り響く。
ドラマに続いて映画でも主演を張った市原は、「映画はドラマよりもでかくなった分、キャストの方が増えたぐらいでそんなに変わりないです」とコメント。現場の雰囲気は和気あいあいとしていたようで「だべりながらいて、気がついたら本番に入ってる。そんな自然体な現場でした」と目を細めて笑顔で語った。
その後もさらに、サプライズが続く。市原扮するサルこと猿丸耶太郎は、開けられないカギはないという天才カギ師だが、そんなサルに前田監督からいきなり挑戦状がたたきつけられた。ある箱のカギをその場で開けてほしい、というリクエストが入ったのだ。
早速、市原がトライすると、難なくカギが開き、会場から拍手が鳴る。箱が開くと、中から、2月6日(土)に23歳になる市原へのバースデーケーキが登場。市原は喜びながら、2月8日(月)が誕生日の高岡にも「おめでとう!」とニコニコしながら声をかけた。さすがは気配りの人! また、本作のテーマである“心のカギ”について市原は「開けられないカギだからこそ、自分からつっこんでいってほしい」と語った。
メガホンをとった前田監督は、「市原くんと比嘉さんが、スタントなしで命懸けの水中シーンをやってます。それを目に焼き付けて帰ってください」とアピール。確かに、この危険なシーンを本人たちがやっているのを見たら度肝を抜かれるかも。たとえ芝居と分かっていても、ドキドキハラハラのシーンなので乞うご期待!
累計400万部を突破した人気コミック「猿ロック」はコミックもドラマも好評を博したが、オリジナル脚本の映画は、市原扮するサルのおバカで熱いキャラがより一層炸裂している。そして、謎の美女と逃走するサルは、ついに“童貞”を卒業することができるのか!? それは映画館に確かめに行って。【Movie Walker/山崎伸子】