広瀬アリス、自身を「がさつでひどい」と苦笑!?新作で見せる演技に注目
第30回東京国際映画祭の特別招待作品『巫女っちゃけん。』(18年1月20日より福岡先行公開、2月3日より全国公開)の舞台挨拶が、10月29日にTOHOシネマズ六本木で開催。主演の広瀬アリス、グ・スーヨン監督、主題歌「フェイヴァリット・ゲーム」を手掛けた歌姫アレクサンドラ・スタンが登壇した。
主人公の巫女・しわす役をオーディションで射止めたという広瀬。「すごく自分に合ってるなと思ってお芝居をしまして。話を聞いてるシーンとかも暇すぎて、いろんなことをやったりしたけど、全部OKになって。大丈夫かなと思って本編を観たんですが、がさつですね(苦笑)。ひどいなと思って観てました」。
グ・スーヨン監督は「ちゃんと本を読み込んで作ってきていただけるので、よほどのことがないと文句を言わない。広瀬さんは勘のいい役者さんの最たるもの。僕の言うことをすごく汲み取ってやってくれました。放置プレイでした」と広瀬を称えた。
広瀬は「自由すぎて、MEGUMIさんに『ババア』、(仁村)紗和ちゃんに『ブス』と、ひどいことをいろいろ言っちゃったので、すみません」と恐縮した。
ステージでは、アレクサンドラ・スタンがアカペラで歌の一部のフレーズを披露し、会場は熱気に包まれ、広瀬たちも感激しきりだった。
『巫女っちゃけん。』は、絶景「光の道」で有名な福岡県の宮地嶽神社を舞台に繰り広げられるエンタテインメント作品。宮司の父に反発してばかりで巫女のバイトにもやる気がないしわす(広瀬アリス)が、社殿に隠れていた少年・健太の世話をすることになる。【取材・文/山崎伸子】
作品情報へ