『アバター』ついに興収100億円突破!アカデミー賞はどうだ?
映画界を席巻しているジェームズ・キャメロン監督作『アバター』(公開中)が、早くも日本での観客動員が650万人を超え、日本興行収入100億円を突破した。
日本興行界で洋画部門歴代1位の記録は、同じくキャメロン監督の『タイタニック』(97)で262億円。この記録の更新がいよいよ現実のものとなってきている。
先月、『タイタニック』を抜き、全世界歴代興行収入第1位を達成したが、その後も驚異のスピードで興行収入記録を更新。1月31日に、ハリウッド映画史上初となる全世界興収20億ドルを突破し、2月10日時点で22億1000万ドル(約1989億円)を超える興行収入を稼ぎ出している。
先日発表された第82回アカデミー賞では、作品賞、監督賞を含む最多の9部門にノミネートされた。奇しくも、キャメロン監督の元妻キャスリン・ビグロー監督が米軍爆発物処理班を描いた『ハート・ロッカー』も、同じく9部門で選出され前評判も高いため、一騎打ちの様相を呈している。
もし主要部門で受賞すると、今の勢いにさらに拍車がかかるに違いない。3D映画の概念を変えた本作の、アカデミー賞の行方と記録更新に世界中の目が注がれている。【Movie Walker】
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