ボクシング山中慎介「結果で示して見せます!」とリベンジ宣言
トム・クルーズ主演のアクション・アドベンチャー映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のブルーレイ&DVDリリースを記念した「シネマティックVR アイデアコンペテンション2017」の優秀アイデア賞イベント&上映会が11月21日に109シネマズ二子玉川で開催され、プロボクサーの山中慎介選手が出席。「あの負け方では納得がいかない」と現役続行への思いを告白した。
「シネマティックVR アイデアコンペテンション2017」は、ユニバーサルが主催し、“感動するVR、泣けるVR、大爆笑のVR、戦慄のVR”など、“観たいVR”のアイデアを募集したもの。優秀アイデア賞のプレゼンターを務めた山中は、受賞者の清水健斗さんに「僕は長所である左ストレートを伸ばして活躍できたので、長所を伸ばして活躍してほしいと思います」と熱くエールを贈った。
世界防衛12回の偉業を誇る山中にとって、初めてのPRイベント参戦となったこの日。現代に蘇った古代エジプトの王女による恐ろしい復讐劇を描く『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』について聞かれると、「映像に驚かされました。うちの妻は、1日1本くらいのレベルで映画を観るくらい大好き。その妻もすごい映像だと言っていた」と妻の感想もあわせて紹介。
劇中には強い王女が登場するが、「強い女性と言って思い当たるのは、うちの妻」と苦笑い。「これを言ったら怒られる。心強いということで」と慌てつつも、「3日前にじゃれ合って相撲をとっていたら、(妻に)投げられた」と妻の強さについて明かしていた。
また、トム・クルーズのムキムキの体にも驚いたとか。「トムは55歳には思えないですよね。脱ぐ前の顔と、体の筋肉のつき方が合わない。ムキムキでめっちゃ分厚い。僕は今、35歳なんですが、それでも(体作りは)辛い」と吐露。山中自身の座右の銘は「継続は力なり」だというが、「目標がないとできないこと。それだけ映画にかける思いが強いんでしょうね」とトムの映画への向き合い方にも刺激を受けた様子だった。
現役続行の意思を明かしている山中。8月のタイトル戦ではルイス・ネリに敗れたが、「標的はネリ」とキッパリと語り、「あの負け方では納得がいかない。借りを返したいです。結果で示して見せます!」と力強く宣言していた。
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のブルーレイ&DVDは11月22日(水)発売。
取材・文/成田 おり枝