中村悠一&梶裕貴、代永翼をいじる!「仲のいい兄弟です」
劇場アニメ『曇天に笑う〈外伝〉〜決別、犲の誓い〜』の初日舞台挨拶が12月2日に新宿ピカデリーで開催され、中村悠一、梶裕貴、代永翼、鳥海浩輔が登壇。それぞれが初日を迎えた喜びを語った。
唐々煙による人気コミックを全3部作として劇場アニメ化した本作。激動の明治時代を背景に、それぞれが大切なものを護ろうとした若者たちの絆や宿命の戦いを描く。
曇三兄弟の長男・天火役の中村は「公開を迎えられてよかった」と会場を見渡しつつ、しみじみ。次男・空丸役の梶は「再び空丸を演じられることがうれしい」、三男・宙太郎役の代永も「終わりがないんだなという感じがしている」、安倍蒼世役の鳥海も「温かい雰囲気」と喜びを噛み締め、「何度も足を運んでいただけたら」と呼びかけた。
キャスト陣がほぼそろった状態で収録ができたそうだが、代永はスケジュールの都合で別録りとなったそう。鳥海が「3人は一緒に録りましたよね」と話すと、梶が「誰かを除いて。“ドン”宙太郎が…」と現場で不在だった代永をいじりだす。
代永が「(自分は)何をやっていたんでしょう…」とたじたじとなるなか、中村も「いいですよ、いなかったという事実!」とグサリという一言をお見舞い。代永が「聞いてよ!」と弁明しようとするも、中村も梶も「はいはい」と聞く耳を持たず、中村が「仲のいい兄弟です」とトークをまとめて会場の笑いを誘っていた。
また中編のタイトルも発表。『曇天に笑う〈外伝〉〜宿命、双頭の風魔〜』とのタイトルで、2018年6月9日(土)より公開となる。中村が「出ているといいですね」と天火の出番を心配すると、鳥海は「出ますって!」とキッパリ。中村は「僕らも知らなかったドラマをやるそうなので、見るのが楽しみ」と期待を膨らませいていた。
終始、会場を笑いで包みながら、仲の良いトークを展開した4人。中村は「テレビシリーズのときから、兄弟3人や仲のいい仲間たちとの和気あいあいとしたシーンをアドリブでやったりなど、すごく楽しみながらやっていた現場」と振り返り、「引き続き楽しんでいただけたら」とアピールしていた。
取材・文/成田 おり枝