稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がクセ者監督と激突!『クソ野郎と美しき世界』が描く4つの物語
元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が主演し、2018年4月6日(金)より86(野郎)館で2週間限定公開されることが発表されていたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』。この度、超個性的な監督4人が4つのパートそれぞれを演出することが発表された。
稲垣吾郎が出演するepisode.1を監督するのは『紀子の食卓』で注目を集め、『冷たい熱帯魚』や『地獄でなぜ悪い』のヒットで時代の寵児となった園子温。映画通として知られる稲垣は「今の僕を“むきだし”にしてくれそうな園子温監督。ご一緒出来ることを大変光栄に思います」と、園の代表作『愛のむきだし』を引用してコメント。「皆様に楽しんで頂ける作品を作っていきたいと思います」と意気込みを語った。
香取慎吾が出演するepisode.2の監督は、演劇プロデュース・ユニット「城山羊の会」を率いる山内ケンジが務める。香取とは2001年に「Smap Short Films」でタッグを組んでいる事から信頼関係も抜群。山内が「現場でお会いしたら“ご無沙汰しています”と言い、握手をするでしょう」と語れば、香取も「監督が作る、僕の新しい世界にワクワクしています!」と期待感をのぞかせる。
草なぎ剛が出演するepisode.3は、爆笑問題の太田光が監督を務めるという予想外の人選。お笑いタレント、漫才師、文筆家としてマルチな才能を発揮している彼だが、映画監督への挑戦は1991年の『バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ』以来26年振りとなる。太田は「“新しい地図”というくらいですから未開の地に降り立ったような感じです。もしかしたら地雷が埋まってるかもしれません」と独特の言い回しで喜びを表現した。
episode.4を監督するのは、椎名林檎やPerfumeなどのMVで知られる映像ディレクターの児玉裕一。SMAP関連では後期の代表曲となった「華麗なる逆襲」のMVを監督した事が記憶に新しいが、このepisode.4の出演者については“クソ野郎★ALL STARS”とだけ明かされており、3人が出演するのかも含め、まだ詳細は分かっていない。
情報が公開されるたび、より謎が深まっていく感のある『クソ野郎と美しき世界』。彼らが“新しい地図”に何を描こうとしているのか、その動向から目が離せない。
文/編集部