あの家族が帰ってくる!『Mr.インクレディブル』続編は末っ子がスーパー・パワーで大暴れの予感
平和を乱す悪と闘い、人々を救う活躍をしていた世界有数のスーパー・ヒーロー、Mr.インクレディブル。彼が“スーパー・ヒーロー制度”廃止を機に一般市民として暮らすことを余儀なくされ、窮屈な日常に四苦八苦しながらも、再びヒーローとして奮起し、家族との絆を取り戻していく様子を描いた『Mr.インクレディブル』(04)は、アカデミー賞で長編アニメーション映画賞、アカデミー音響編集賞の2部門に輝き、世界中の観客を魅了した。
そんなスーパー家族(ファミリー)の物語が『インクレディブル・ファミリー』(2018年8月1日公開)となってスクリーンに帰ってくることがわかった。今回解禁された映像では、あの懐かしいメインテーマにのせて、末っ子、ジャック=ジャックの目から放たれたビームにより『Mr.インクレディブル』のロゴマークの“i”が“II”を思わせるロゴに変化!
併せて解禁となった場面写真では、スーパースーツに身を包んだMr.インクレディブルことボブ・パー、伸縮自在の身体を持つ妻のヘレン、透明になったり、自らの周りにバリアを張ることができる長女のヴァイオレット、超高速で走ることのできる長男のダッシュ、そして、前作でその秘められた力の片鱗を見せた末っ子のジャック=ジャック“インクレディブル・ファミリー”が全員集合。
ディズニー/ピクサー長編アニメーション第20作目となる本作のメガホンをとるのは、前作の監督を務めたブラッド・バード。彼は本作について「観客の皆さんは、ジャック=ジャックがスーパー・パワーを持っていることを知っていますが、家族はまだ気づいていません。本作ではそのアイディアを使って楽しんでいます。様々な新しいスーパーヒーローたちと出会い『インクレディブル・ファミリー』の世界全体は、とても拡大することになります」と語っている。
映像の中で、くしゃみをした拍子に火を噴き、電気を纏い、目からビームを放つなど、さまざまな能力を併せ持つことが予測されるジャック=ジャック。まだストーリーについて詳細が明らかになっていない本作だが、この赤ん坊のスーパー・パワーがスーパー家族(ファミリー)の物語にどんな影響を及ぼしていくのか。公開まで本作からは目が離せなさそうだ。
文/編集部