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自国の俳優がお好み!? アカデミー賞予測、アメリカとイギリスで大きな違い

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自国の俳優がお好み!? アカデミー賞予測、アメリカとイギリスで大きな違い

7日にアカデミー賞を控え、アメリカの多くのメディアで受賞結果の下馬評合戦が繰り広げているが、アメリカとイギリスでは、予想結果に大きな違いがでており興味深い。

イギリスのHello誌が読者アンケートを行った結果、作品賞の最有力候補は、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』で、以下2位が『A Single Man』、3位が『17歳の肖像』とイギリスの作品が続いており、キャサリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』は4位。『アバター』と『ハート・ロッカー』の一騎打ちと言われているアメリカとは、予測が大きく違っている。

主演男優賞の最有力候補は、イギリスのアカデミー賞(以下BAFTA)を受賞したコリン・ファース(『A Single Man』)が82%の票を獲得してダントツの1位。アメリカで最有力候補とされているジェフ・ブリッジス(『Crazy Heart』)は2位だったが、たったの6%で、1位と大きく差が開いている。

また、主演女優賞も、『The Last Station』のヘレン・ミレンが64%の票を獲得してダントツの1位。2位のメリル・ストリープ(『ジュリー&ジュリア』)の32%と大差をつけている。以下、3位にBAFTAを受賞したキャリー・マリガン(『17歳の肖像』)、4位にサンドラ・ブロック(『しあわせの隠れ場所』)と続いており、こちらも、メリルとサンドラの一騎打ちと予想されているアメリカとは違う結果に。やはり、自国の俳優がお好みのようだ。

ただ助演男優賞と助演女優賞に関しては、各賞を総なめにしているクリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)、モニーク(『プレシャス』)が1位で、アメリカと同じ予想に。ダントツの実力があれば、お国柄は関係ないとも言える結果となった。【NY在住/JUNKO】

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