「トランスフォーマー」初のスピンオフ『バンブルビー(原題)』は“エピソード0”?
過去5作の全世界興行収入が5000億円を突破し、今夏には最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』が公開されたヒットシリーズ「トランスフォーマー」。シリーズ初のスピンオフ作品として2018年12月に全米公開を予定している『バンブルビー(原題)』は人気キャラクターのバンブルビーが主人公とあって、ファンの期待を集めている。
作品の舞台はシリーズ1作目となる『トランスフォーマー』でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代にさかのぼり、自分の居場所を見つけられない少女チャーリーとの心の交流が描かれるとの事で、これまで語られることの無かった“エピソード0”が初めて明かされるようだ。
主人公であるチャーリーを演じるのは、映画デビュー作『トゥルー・グリット』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、最近では『ピッチ・パーフェクト2』や『スウィート17モンスター』などで等身大の10代を演じて評価を高めているヘイリー・スタインフェルド。
監督は昨年の第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』で知られるトラヴィス・ナイトが実写映画監督デビューを果たし、シリーズでは初めてマイケル・ベイ以外が監督を務める。トラヴィス監督が人形アニメで培った感覚がどのようにCGを駆使した「トランスフォーマー」に反映されるか興味は尽きない。
このたび解禁された場面写真は、チャーリーとフォルクスワーゲンの形をしたバンブルビーのツーショット。バンブルビーの名前が元々このフォルクスワーゲンから来ている事はファンの間では有名な話だが、バンブルビーとチャーリーは劇中でどのように出会い、絆を深めるのだろうか。
本作でもプロデューサーを務めるシリーズの仕掛人、スティーヴン・スピルバーグとマイケル・ベイ、そして新たな才能を持った監督とフレッシュなキャストが繰り広げるシリーズの新たな1ページに、否応なしに期待が高まる!
文/編集部