福山潤&内田真礼『中二病でも恋がしたい!』との別れはさびしい…続編の妄想爆発!
京都アニメーション制作の人気アニメの劇場版『映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』の初日舞台挨拶が1月6日に新宿ピカデリーで開催され、福山潤、内田真礼、赤崎千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、石原立也監督が登壇。それぞれが続編への妄想を膨らませ、会場を大いに盛り上げた。
本作は、元中二病の少年・勇太と現役の中二病少女・六花の恋を描いたテレビアニメ「中二病でも恋がしたい!」の劇場版。
勇太役の福山は「二人の出会いから含めてずっと演じてきた。4年ぶりの新作ということでうれしいし、演じられる楽しみもある」とキャラクターとの再会を喜びを語りつつも、「演じる身としても『いつか彼らと離れるときも来る』と思いながらやっている。彼らのひとつの区切りをお届けできたのはうれしいけれど、同時に『さびしいな』という思いもある」と率直な思いを吐露。「イチャコラこきやがって!」と勇太&六花カップルの恋の成長について、茶目っ気たっぷりに語り、会場の笑いを誘った。
福山は「彼らは(今回で)ようやくスタート地点」とも。「どうあっても彼らの物語は楽しく微笑ましいものになるだろうなと思う。いつでも私は準備しております!」とさらなる続編に期待を寄せると、六花役の内田も「子どもの妄想をするシーンがあった。将来を見てみたい気はしますね。大学に行けるのか?とか」とキャラクターたちのその後に興味津々。
福山が「結婚式をやったとしたら、披露宴はどうなるんだとか」と続くと、内田も「ゴンドラじゃなくてドラゴンに乗るとか!」と乗っかり、会場を盛り上げていた。
石原監督も「私もこちら側の人間」と“中二病”のキャラクターたちに愛情たっぷりで、「個人的にいうととてもやりやすい。非常に愛着のある作品なんです」と本シリーズと離れがたい様子。内田も同じように、「ここまで長く続いて、新しく劇場版が制作されて本当にうれしい。また『中二病でも恋がしたい!』を演じる機会や見られる機会があればいいなと思っております」としみじみ。福山は「イチャイチャするけれど、決していやらしくない。むしろ尊さや高潔さを感じる!人を想うこと、受け入れることって素敵だなと感じる作品」と改めて本シリーズの魅力を語り、会場から大きな拍手を浴びていた。
取材・文/成田 おり枝