松坂桃李の珍回答に会場爆笑!紳士すぎるクマよりも、あの“青い”キャラになりたかった⁉︎

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松坂桃李の珍回答に会場爆笑!紳士すぎるクマよりも、あの“青い”キャラになりたかった⁉︎

イギリス生まれのロングセラー児童文学を映画化し、世界的ヒットを記録した『パディントン』(15)の続編『パディントン2』の公開記念舞台挨拶が20日、TOHOシネマズ新宿にて開催。日本語吹替え版の声優を務めた松坂桃李と古田新太、三戸なつめ、斎藤工が登壇した。

本作では“紳士すぎる”クマのパディントンが、1冊の絵本をめぐって落ち目の俳優ブキャナンが仕掛けた罠にかかり、逮捕されてしまうことから始まる壮大なアドベンチャーが展開。先立って公開されたアメリカでは前作以上の絶賛を集め、大手批評サイト「ロッテントマト」では歴代最高の評価を獲得している。

前作につづいて主人公パディントンの声を担当した松坂は、上映を観終わったばかりの観客に向けて「羨ましいです」と笑顔を見せた。そして海外だけでなく日本でも好評が集まっている本作に「これは3作目もあるかも。日本の皆さんの反応が良ければ良いほどその可能性が出てくるので、続きをやりたいと願っています」とコメント。

一方「ラストシーンの一部が吹き替えられていないのでは」とネット上で話題になるほど見事な英語力を披露した斎藤は「多くは言えませんが、みんなで歌うので誤魔化しやすいところですから」と謙遜。そんな斎藤も「続編が作られるならまたブキャナンさん役で活躍したい。回想でもいいですので仲間に呼んでいただきたい」と期待の表情。

そんな斎藤は、劇中のパディントンさながらの波乱に満ちた“初アルバイト”の思い出を語った。「高校生の頃、原宿にある某ファーストフード店で働き始め、廃棄になるアップルパイを後で食べようとポケットに入れて仕事をしていたら、しゃがんだはずみで中身が弾けてしまった」と、初めてのバイト代がやけどを治すための馬油に消えたという切ない体験を語り「地獄でしたよ。しゃがんだ瞬間にすべてを悟った」と苦笑いを浮かべた。

また、劇中で見事な七変化を披露するブキャナンにちなみ、変装するなら何になりたいかと訊ねられた松坂と古田。古田は「大体のバケモノや動物やったし変装するものないなあ」としばらく考え込んだ。

すると松坂は「シソンヌさんがやっていた『ネコ型ロボットラブストーリー』のネタをやりたい」と即答。楽しそうに明かす松坂に、斎藤から「パディントンと共存できるの?」と鋭い質問が飛ぶ。空気を察した松坂は慌てて「某有名な、お腹になんか付いてる青いやつになりたいですね」と言い換え会場の笑いを誘った。

そしてシンキングタイムを終えた古田は「美女になりたいですね」と切り出すと「前作で悪役を演じていたニコール・キッドマンになりたい」と“パディントン愛”にあふれた具体的すぎる回答で、さらに会場を笑顔で包んだ。

取材・文/久保田和馬

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