漫画コレクションにピグミーの干し首…ニコラス・ケイジの収集癖は桁違い!
ハリウッドで高額なギャラを得ている俳優の1人、ニコラス・ケイジ。総資産は1億5000万ドル(約163億円)あったとされているが、浪費癖と収集癖もすさまじいという。ニコラスが莫大な資産を投じて購入してきたコレクションとは一体…
15の豪邸
2500万ドル(約27億円)の豪邸を筆頭に、計15軒の邸宅を購入。うち1軒は、1800年代に奴隷たちの拷問と虐殺が繰り返されたいわくつきの幽霊屋敷“マダム・ラローリーの館”だ。2007年、ニコラスはこの館を345万ドル(約3億7000万円)で購入。しかし、所有物件のほとんどは銀行に差し押さえられている。
ピラミッド型の墓
“マダム・ラローリーの館”の近くに、高さ2.7メートルのピラミッド型の墓を自分用に建てた。
動物
色素欠乏症の真っ白なキングコブラ2匹を27万ドル(約3000万円)で買ったほか、“演技の参考に”と15万ドル(約1600万円)でタコを購入。ほかにも、サメやワニなどの水生動物を収集している。
イラン皇帝のランボルギーニ
数年前までフェラーリを全車種揃え、さらに1971年モデルのランボルギーニ・ミウラを45万ドル(約4900万円)で落札。前オーナーは、イラン最後の皇帝だったパフラヴィ2世で、彼がオーダーメイドで作らせた車だったという。
恐竜の骨
700万年前のタルボサウルスの頭蓋骨を、レオナルド・ディカプリオと競った末に27万6000ドル(約3000万円)で競り落としたが、盗難品だったことが発覚。その後モンゴル政府に返還させられた。
ピグミーの干し首
ニコラスの自宅を訪問した人物によると、ピグミーの干し首のコレクションがあったという。干し首とは、首狩り族が敵の頭部を切断してミイラ化させたものだが、ニコラスの収集動機は不明。
漫画コレクション
ニコラスが収集してきたコミック本には貴重な古本が多く、総額160万ドル(約1億7400万円)で落札されている。ニコラスが競売に出した1938年出版の「アクションコミックス」第1巻は、史上最高額の216万ドル(約2億3400万円)で落札され、ニコラスの借金返済の足しになったそうだ。
UK在住/シャオ