ユアン・マクレガー、マドンナ監督作『W.E.』主演決定か

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ユアン・マクレガー、マドンナ監督作『W.E.』主演決定か

ユアン・マクレガーが、マドンナ監督映画2作目『W.E.』に主演することが決定したと業界誌Screen International電子版やContactmusic.comなど複数のメディアが伝えている。

『W.E.』は、英国王室の歴史の中でも“王冠を賭けた恋”として有名な、エドワード8世と米国人既婚女性ウォリス・シンプソンのラブストーリーを描いたもので、ユアンはエドワード8世を演じる出演契約を交わしたという。ウォリス・シンプソンの役は『マイレージ、マイライフ』(10)のベラ・ファーミガが演じるそうで、ユアン演じるエドワード8世は、彼女との愛を貫くために王位を退くという役どころ。

同作には、現代女性の役柄でアビー・コーニッシュも出演することが決まっており、「マドンナは、エドワード8世とウォリスの恋物語をあらゆる角度から研究している。この話は、階級とロマンスに関する非常に興味深い洞察だわ。私の役は、ウォリーという現代女性で、シンプソン夫人に起きたことに魅了されるという設定なの」と語っていたとContactmusic.comが伝えている。

同作のプロデューサーは『恋に落ちたシェイクスピア』(98)のデビッド・パーフィット。脚本はマドンナとアレック・ケシシアンが共同で執筆中だという。映画界本格進出を企てながらも、これまで女優としても監督としても批評家にけなされ続けてきたマドンナ。だが、題材といい、配役といい、今回はちょっと気合の入れ方が違うようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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