テーマはズバリ“密約”! 日本の暗部を鋭く描いた問題作とは!?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
テーマはズバリ“密約”! 日本の暗部を鋭く描いた問題作とは!?

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テーマはズバリ“密約”! 日本の暗部を鋭く描いた問題作とは!?

米艦船による日本国内への核持ち込み許可を歴代の政府が“密約”していたというニュースが、頻繁に報道されている今日この頃。そして、タイミングぴったりに外務省の“密約”をテーマにした映画『密約 外務省機密漏洩事件』が、4月10日(土)より公開となる。

本作では、1971年の沖縄返還の際に日米で交わされたという“密約”が題材となっている。元々の作品は、ノンフィクション作家・澤地久枝の原作をもとに、1978年にテレビ用映画として製作され、1988年には劇場でも上映されたもの。それが、今こそ観るべき意味のある作品ということで、再上映されることになったのだ。

物語は“密約”の事実をつかんだ新聞記者・石山と、彼に事実を漏らした外務省の女性事務次官・筈見が裁判で裁かれることに興味を抱き、事件を徹底調査したノンフィクション作家・澤地の“第3者”の視点から描かている。

こんなにも時事問題とリンクして公開される映画も滅多にないので、たまにはお勉強気分で映画館に出かけてみてはいかが?【トライワークス】

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