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ファーの帽子が大好きなキャサリン妃、しかし動物愛護の観点からは…

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ファーの帽子が大好きなキャサリン妃、しかし動物愛護の観点からは…

ロイヤルツアーでスウェーデンとノルウェーを訪問したウィリアム王子とキャサリン妃。キャサリン妃はロシアンタイルの毛皮の帽子をかぶり、防寒とファッションを両立させていた。

スウェーデンで着用していた黒いファーの帽子は「Peruvian Connection」というブランドの物で、値段は60ポンド(約9000 円)。このブランドでは、自然死したアルパカの毛皮を使用しているという。アルパカの毛皮はファー製品としては2級品で採算が取れないので、毛皮のためだけにアルパカを飼育することはない。その代わり自然死したアルパカの毛皮を使って、採算の埋め合わせをするのだという。

キャサリン妃がノルウェーでかぶっていたブラウンのファーハットは、「Lacorine」というフェアトレード・ブランドのもので、値段は225ポンド(約3万4000円)。こちらも自然死したアルパカの毛皮を使っており、ペルーの革職人たちにも、適正金額で利潤の分配を行っているそうだ。

「Lacorine」を有名にしたのは、キャサリン妃と妹のピッパだ。5年前、ロンドンのショップ「William Evans」で、キャサリン妃は同ブランドの黒、茶、ベージュの毛皮帽を購入した。ピッパも同ブランドのブラウンの帽子をかぶった姿が目撃されている。ただし皮肉なことに、2人が「自然死したアルパカファーの帽子」を購入した「William Evans」は、猟銃と狩猟用品の専門店だ。狩猟専門店で動物愛護を謳った品を買うのは矛盾しているが、2006年にチェルトナムの競馬場で目撃された時のキャサリン妃は、高級なミンクの毛皮帽をかぶっていた。

ネットユーザー達もこの点に反応しており、「ミンクは自然死してないよね?」「王室メンバーになって、動物愛護に目覚めたのでは?」「関係ないでしょ、英王室は狩猟を行ってるんだから」などなど、様々な意見が噴出している。

UK在住/シャオ

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