知念侑李、中川大志と生セッション成功でハグ!「目を合わせると熱くなる」
小玉ユキによる同名コミックを実写映画化した『坂道のアポロン』(3月10日公開)の完成披露舞台挨拶が2月5日にEX THEATER ROPPONGIで開催され、知念侑李、中川大志、小松菜奈、中村梅雀、真野恵里菜、三木孝浩監督が登壇。知念と中川が、小松にバースデーソングを生演奏でサプライズプレゼントした。
本作は、主人公の孤独な青年・薫(知念)が、一生ものの友だち、恋、音楽と出会い、成長していく姿を描く青春物語。ジャズを通して友情を育んでいく青年を演じた知念と中川は、知念がピアノ、中川がドラムを練習し、演奏シーンに挑んだ。
本作が単独初主演映画となる知念は「お話を聞いたときからずっとドキドキで、プレッシャーもすごかった」と緊張の面持ち。「キャストのみなさん、監督、スタッフさんに支えられて、素敵な作品になった」と完成作に胸を張った。
約10か月間にわたって、ピアノの特訓をした知念は「初めに『モーニン』という曲のイントロを練習したんですが、周りの方々がびっくりするくらい褒めてくださって。いけるんじゃないかという気持ちになった。練習の時間がとても楽しかった」とコメント。褒め言葉に背中を押されたそうで、「気持ちが乗りましたねぇ!」と話して会場の笑いを誘っていた。
中川は「知念くんと『練習どれくらい進んでいる?』と連絡を取って合っていた」とレッスン期間を述懐。息の合った演奏シーンを見た小松が「2人の目線がイチャイチャしていて、なんだこれは!というときもあった」と仲のよさをからかうと、知念と中川は「イチャイチャなんかしていないよ」と言いながら、お互いの肩を叩いたり、ネクタイをいじったりしながらニコニコの笑顔。2人の仲の睦じい姿に会場からも黄色い歓声が上がっていた。
ステージにはピアノとドラムがセッティングされており、知念と中川が「モーニン」のワンフレーズをスペシャルアレンジで生披露することに。知念は「手汗ビショビショ」と大緊張。視線を合わせながら「モーニン」を演奏すると、途中から曲はバースデーソングへと変わった。
これは、2月16日に22歳の誕生日を迎える小松へのサプライズプレゼントとして贈られたもの。演奏が成功すると、中川は思わず知念を後ろからハグ!知念は「久しぶりに目を合わせてやると熱くなるものがる」とニッコリ。中川も「目が合うたびにキュンキュンする」と笑顔を弾けさせていた。
取材・文/成田 おり枝