クリント・イーストウッド、87歳!最新監督作のプレミアに6人の子供たちと登場
現地時間5日、クリント・イーストウッドの監督最新作『15時17分、パリ行き』(3月1日公開)のワールドプレミアが米カリフォルニア州にあるワーナーブラザーススタジオで行われた。映画は、2015年にパリ行きの高速鉄道内で起こった「タリス銃乱射事件」を描いたもので、実際に事件に遭遇した乗客の3人が劇中で本人の役を演じ、話題を集めている。
60年以上にわたり映画界で活躍し続け、現在87歳のイーストウッドは、最新監督作の披露にも意気軒昂で現れた。プレミア上映に駆け付けたのは、イーストウッドが最初の妻との間にもうけた息子のカイルと娘のアリソン、2番目の妻ディナ・ルイスとの間に生まれた娘のモーガン、フライトアテンダントの一般女性との間にもうけた俳優として活躍する息子スコットと娘のキャサリン、女優のフランシス・フィッシャーとの間に生まれた娘のフランチェスカだ。
イーストウッドの血を引く異母兄弟姉妹たちでにぎわうレッドカーペットには、イーストウッドの現在の恋人であるクリスティーナ・サンデラも登場。クリスティーナは元レストラン勤務の一般女性。2015年のアカデミー賞授賞式にクリスティーナを伴って出席して以来、イーストウッドは彼女との間柄を公にアピールしている。
プレミアに駆け付けたのは、もちろん家族だけではない。イーストウッドの大ファンであるアーノルド・シュワルツェネッガーも、現在の恋人であるボディ・セラピストの女性を伴って出席し、注目を集めていた。
本作で主役を演じたのは、一般の乗客として事件に遭遇し、命の危険に瀕しながら犯人を取り押さえた3人組だ。事件当時、米国空軍の軍人だったスペンサー・ストーンと陸軍州兵だったアレク・スカラトス、そして当時大学生だったアンソニー・サドラーは、元々幼馴染の友人同士だったという。彼らは事件を機に有名になり、現在は俳優やTVタレントとして活動している。話題作『15時17分、パリ行き』は、日本では3月1日に公開だ。
UK在住/シャオ