錦戸亮と木村文乃、大ヒット御礼舞台挨拶の連続サプライズに感激
錦戸亮主演映画『羊の木』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が、2月13日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、錦戸亮、木村文乃、吉田大八監督が登壇。サプライズ続きの本作にちなみ、舞台挨拶でも度重なるサプライズ演出が4つも用意された。
まずは、客席で観客とともに映画を鑑賞した錦戸のサプライズ登場で、会場から黄色い歓声が上がる。
続いて、錦戸と木村に、ロケ地の富山県産米80kgがプレゼントされる。お米が大好物だという錦戸は「これ、くれるんですか?やったー!明太子とかといっしょに食えたらいいかな」と大喜び。木村も「うれしい!つい数日前にすごくおいしい筋子を送ってもらったので、それと食べたいです」と心を弾ませていた。
吉田監督には、原作者である山上たつひこといがらしみきおからの貴重な手紙が代読された。「活字から映像ではなく、間に漫画という表現形式が入ったところがミソ。このリレー形式のアンカーを務めていただいた吉田監督の創力と想像力に心からの敬意を捧げます」と言う山上と「監督が吉田さんであったことは本当に幸運だったと思うと同時に、この映画には運があると思いました」と言ういがらしの言葉に、吉田監督は大いに感銘を受けていた。
錦戸も感激して大ヒットしたことを感謝しつつ「吉田大八監督とこうやってご一緒できて良かったなとつくづく思います」と感慨深い表情でコメント。木村も吉田監督に対して「温かいお人柄も知れて、より監督として好きだなと思いました」と称えながら、錦戸についても「おふたりとの現場は本当に居心地がいいなと思いました」と笑顔を見せた。
最後のサプライズとして、観客全員が感想を記入したボードを披露し、錦戸たち3人を驚かせた。とても温かい雰囲気の中、舞台挨拶は幕を閉じた。
取材・文/山崎 伸子