がん闘病中のジュリア・ルイス=ドレイファスに、激励の声が殺到!
エミー賞のコメディ部門で多くの受賞歴があるジュリア・ルイス=ドレイファス(57)が、乳がんを公表してから半年近くが経つ。ジュリアの乳がん発覚は2017年9月、人気ドラマ「Veep/ヴィ―プ」のセレーナ・メイヤー役で、6度目のエミー賞主演女優賞を受賞した直後のことだった。ジュリアはSNSを通じてがんを公表し、闘病生活に入ることを宣言した。
今月9日、1月に化学療法を終えたばかりのジュリアの姿が、ロサンゼルスで目撃された。ジュリアは外出中で、ボーダーのTシャツにジーンズのカジュアルなスタイル。頭に赤いバンダナを巻いて頭部をカバーしたジュリアは、顔色がすぐれず、別人のような面立ちだ。
しかし、ジュリアは病に屈してはいるわけではない。「Veep/ヴィープ」の共演者のアンナ・クラムスキーは、ニューヨークポスト紙のインタビューで、「ジュリアは勇者よ!日に日に強くなっていく感じがするって話してたわ」と話している。
先月21日に行われた全米映画俳優組合賞でも、ジュリアはコメディ部門で女優賞を受賞した。だが、化学療法真っ最中だったジュリアは、栄えある授賞式を欠席せざるを得なかった。式典当日、ジュリアはツイッターに「今夜の授賞式には出席したかったけど、パジャマを着てテレビで授賞式を見るのがかなり楽しいって、認めなきゃいけないわね。女優賞の受賞は素晴らしい栄誉だし、“ヴィープ”の共演者がアンサンブル賞を受賞したのも嬉しい!皆と会場のテーブルにつけなくて寂しいわ。チキンはどうだった?」とユーモアたっぷりの投稿をし、気丈なところを見せた。
化学療法直後のジュリアの弱々しい姿はファンに衝撃を与えたが、ネット上には、素晴らしいコメディエンヌの復帰を願ってやまない声で溢れている。「Veep/ヴィープ」はジュリアの回復を待ち、今夏から最終シーズンとなる第7シリーズの収録に入る予定だ。
UK在住/シャオ