遺産収入が月1000万円超!カート・コバーンの娘が克服した“中毒”とは?
1994年、ロックバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンが拳銃自殺を遂げた時、一人娘のフランシス・ビーン・コバーンはまだ1歳だった。カートが重度の薬物依存症だったことは有名だが、先日は娘のフランシスが「依存症を克服した」と公表し、注目を集めている。
先日、インスタグラムに笑顔の自撮り動画を投稿したフランシス。恋人のミュージシャン、マシュー・クックとハワイのオアフ島に滞在中で、美しい自然の中で心境に変化があったらしく「一個人としての心境を公けにする決意をした」と記している。
「2018年2月13日は、私が“しらふ”になって2年目の記念日です」「私が“しらふ”という事実は、意図して公にしていませんでした。だけど、他者からの非難や誤解、そしてお決まりのタイプに当てはめられることに対する恐怖は、無視した方がいい」と告白に踏み切った思いを綴っている。同じように依存症と闘っている人々に、自分の経験が役立つことを願っての公表だという。投稿の中で使われている“しらふ”という言葉は、“酩酊していない状態”のことだが、フランシスがアルコール中毒だったのか薬物依存だったのかについては、明らかにされていない。
何らかの依存症に陥った原因の1つは、18歳の時点で巨額の遺産を相続したことだろう。ザ・ブラストの報道によると、カートからの相続によってフランシスが得ている配当金は、毎月6784ドル(約72万円)。それに加え、カートの出版物の著作権収入が、なんと毎月9万5946ドル(約1020万円)もあるという。
結婚後、半年で離婚した元夫からは、毎月2万5000ドル(約270万円)の配偶者扶養料を要求され、フランシスはそれに応じているという。アルコールやドラッグの依存を克服できたのは素晴らしいことだが、巨額の遺産を相続した若い女性には、今後も乗り越えなければならない困難が次々と出てきそうだ。
UK在住/シャオ