ウィル・スミスと息子ジェイデン、エコ・フレンドリーな会社を設立

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ウィル・スミスと息子ジェイデン、エコ・フレンドリーな会社を設立

俳優のウィル・スミスと息子ジェイデン・スミスが、ボトル飲料水の販売会社、「JUST」を設立したことを発表した。「JUST」は資源の再利用を徹底した“エコ・フレンドリー”な製品を販売し、今後も環境保護への貢献を拡大していく意向だ。

ウィル・スミスと女優ジェイダ・ピンケット=スミスとの間に生まれた息子ジェイデンは、父ウィルとの共演作『幸せのちから』(06)で鮮烈なデビューを果たし、現在も俳優として活動中だ。ジェイデンが環境保護の意識に目覚めたのは10歳頃で、サーフィン中、海にペットボトルが浮き沈みしているのを見たのがきっかけだったという。その後、「太平洋ゴミベルト」について学校で学び、家族に「海に堆積するゴミを何とかしたい」と訴えたそうだ。

ウィルとジェイデンが設立した「JUST」の飲料水は、地域で供給過剰となっている水源水を利用し、パッケージは100パーセント再生可能資源。蓋に使われているプラスチックは、なんとサトウキビから作られているという。飲料水の販売に留まらず、プラスチックや二酸化炭素排出の削減にも目を向けており、ジェイデンは若い世代の問題意識を高めるために学校訪問活動も行っている。

実はこの会社が設立されたのは2015年だったのだが、ウィルは“セレブリティ・ビジネス”というイメージを避けるため、ブランドが浸透するまで、自分たちの存在を表立たせなかったという。現在アン・リー監督の新作映画『ジェミニマン(原題)』を撮影中のウィルは、デイリー・メール紙のインタビューに答え、「年と共に、自分への期待が増してるよ。ジェイデンや子供たちを見ていると、『常にイメージに応えなくては』なんて心配をせず、もう一度自分らしくなる自由があるってことを学ぶんだ」と、子供たちからの影響の大きさを語っている。

UK在住/シャオ

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