福士蒼汰&古川雄輝&桐山漣のサプライズ訪問に比叡山高校どよめく!卒業生400人にメッセージ
唐々煙の人気コミックを映画化した『曇天に笑う』(3月21日公開)のサプライズイベントが2月28日に滋賀県の延暦寺学園・比叡山高等学校で行われ、福士蒼汰、古川雄輝、桐山漣が登壇。思わぬ豪華キャストの登場に、約400名の生徒たちからどよめきが沸き起こった。
本作は明治維新後の滋賀県を舞台に、人に災いをもたらす大蛇の力を阻止するために立ち上がった曇天三兄弟の戦いと強い絆を描く物語。映画の舞台が滋賀県となっており、比叡山高等学校は撮影にも協力。そのお礼の意味も込めて、この日のイベントが実現した。
キャストの来校は、生徒たちにはまったくのサプライズだった。卒業式の予行練習中のために体育館に集まっていた生徒たちは、福士、古川、桐山のイケメン陣が目の前に現れると「ギャー!」「ウソー!」と大絶叫。3人は生徒たちとハイタッチや握手を交わすなど、もみくちゃにされながらステージに上がった。
キャストがステージに上がっても一向にざわめきは収まらず、トークをしようとしていた福士も「聞いてる!?」と楽しそうにニッコリ。元気いっぱいの生徒たちを前に高校時代の思い出を披露することになると、福士は「購買部にピリ辛丼というのがあって、それをめぐって4時間目が終わると走っていました」と食欲旺盛な青春時代を回顧。
「ニューヨークの高校に通っていた」という古川は「日本の高校に来るのは今日が初めて」と告白し、「下駄箱が新鮮」と話して会場の笑いを誘う。桐山は「基本的に体育の授業は男女別々だったんですが、バレーボールは唯一、男女一緒のときがあって。それに命をかけていました」と共感度たっぷりのエピソードを語り、拍手を浴びていた。
また福士の提案により、ジャンケンで勝ち残った生徒が3人と写真撮影をすることに。大盛り上がりのなか、一人の男子生徒が権利を獲得してキャスト陣とフォトセッション。福士が生徒の肩を抱いたりするたびに、会場からは嫉妬の声が上がっていた。
「管理栄養士になりたい」と話した生徒に、福士は「すごいいい夢を持っているね。頑張って」とエール。会場にも「生きていく上で大事だと思っているのは、“気づき”。アンテナを張って、いろいろな情報をキャッチできるようになると“気づき”が多くなる。また“迷ったら進んでいく”と考えると、よりいい人生になると思う」と熱いメッセージを送っていた。
取材・文/成田 おり枝