【第90回アカデミー賞】ディズニーが6連覇を達成！『リメンバー・ミー』が長編アニメーション賞を受賞

現地時間3月4日(日本時間5日)にハリウッドのドルビー・シアターで開催された第90回アカデミー賞授賞式。長編アニメーション賞はディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)にもたらされた。

本作は、音楽を禁じられた家に育ったギターの天才少年・ミゲルが、カラフルな“死者の国”を舞台に大冒険を繰り広げる姿を描くCGアニメ。“アニメ界のアカデミー賞”ことアニー賞では、ノミネートされた11部門すべてを受賞する快挙を成し遂げた。また、ディズニー・アニメーションまたはディズニー・ピクサー作品の同賞の受賞は、『メリダとおそろしの森』(第85回)、『アナと雪の女王』(第86回)、『ベイマックス』第87回)、『インサイド・ヘッド』(第88回)、『ズートピア』(第89回)に続き、6年連続となった。

監督を務めたのは、『トイ・ストーリー3』(10)のリー・アンクリッチ。共同監督をエイドリアン・モリーナが務めた。アンクリッチ監督は「才能豊かなスタッフに感謝します」と感無量の面持ち。映画の舞台となるメキシコへの敬意を評しつつ、「すべての子どもたちのための作品をつくろうと思った」とコメント。「自分と似たキャラクターが繰り広げる、抑圧された人たちの物語です」と作品に込めた思いを語り、大きな拍手を浴びていた。

文/成田おり枝

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