『坂道のアポロン』の知念侑李と中川大志のシーンに小松菜奈がびっくり「キスしそうなくらい近かった」

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『坂道のアポロン』の知念侑李と中川大志のシーンに小松菜奈がびっくり「キスしそうなくらい近かった」

Hey! Say! JUMPの知念侑李が映画単独初主演を果たした『坂道のアポロン』(3月10日公開)の公開直前イベントが、3月7日にスペースFS汐留で開催。知念、中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカ、三木孝浩監督と、スペシャルゲストとしてジャズシンガーの綾戸智絵が登壇し、見どころや撮影裏話を明かした。

会場に入る時、観客には「音楽」「恋」「友情」とそれぞれ書かれたパネルが3枚ずつ配られた。舞台挨拶で、どのポイントにいちばん感動したかを観客に尋ねると「友情」と「音楽」のパネルが多く掲げられた。小松と中川も「音楽」、知念も「友情」だったが、「恋」のパートも演じた知念が「恋が意外と(少ない)……」と微妙な表情を見せると、観客のパネルがいくつか「恋」に替えられた。

小松は、知念と中川の共演シーンに感動したようで「2人がすごく美しくて。ピアノのところ、キスしそうなくらい近かった」と言うと、中川は「初めて名前で呼ぶシーンね」とうなずく。

小松が「なんなんだろう。複雑だった。キスするんじゃないかと」と言うと、中川は知念と顔を合わせ「そういう映画じゃない」と笑う。

知念はピアノの演奏シーンについて「僕は必死に覚えてやるしかなかった。先生を参考にしたというのがいちばんかなと。カッコ良くて真似したくなりました」と撮影を振り返った。

綾戸は知念たちの演奏シーンがとても良かったと絶賛する。「若手の日本の映画のすごい前進を見ました。リアルさをね。ほんまにいけんのちゃうのと。それくらい良かったです」。

中川は「本当にうれしいです。音楽、ジャズを愛されているプロの方からこういうお言葉をいただけるのは」と喜ぶ。綾戸は「俺、幸せ!って見えた」と言うと、知念は「幸せだったもんね」と中川とうなずき合った。

『坂道のアポロン』は、第57回小学館漫画賞一般向け部門受賞、「このマンガがすごい!2009オンナ編」第1位に輝いた人気コミックの映画化作品。音楽を通して友情や愛を深めていく3人の高校生を、知念侑李、中川大志、小松菜奈が演じる。

文/山崎 伸子

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