美貌のシャーリーズ・セロン、新作映画で育児に疲れた母親役に!
モデルとして活躍した美貌の持ち主でありながら、役作りのためには体重を増やすことや頭を丸めることも厭わない女優魂の持ち主、シャーリーズ・セロン。7日、主演最新作『タリー(原題)』のトレーラーが発表され、すっぴんで熱演するシャーリーズの姿に話題が集まっている。
『タリー(原題)』でシャーリーズが演じるのは、第3子を出産したばかりの主婦マルロ。やんちゃな幼子2人を抱えながら、新生児への授乳で睡眠時間もままならず、疲労困憊の毎日だ。そんな姿を見かねた兄が、マルロに夜間ベビーシッターをプレゼントする。家にやってきた若いベビーシッター“タリー(Tully)”は、ユニークな個性と深い思いやりのある女性だった。育児を通じ、タリーとマルロの間には特別な絆が育まれていく…というストーリーだ。
新生児を抱え、授乳による睡眠不足で毎日朦朧としている母親役を演じるシャーリーズは、すっぴんに生気のない表情が実にリアル。素顔でも十分に美しい顔立ちのシャーリーズだが、子供たちのおもちゃやゴミが散乱した部屋でぐったりしている姿や、料理をする気力がなくて出来合いのピザを食卓に出してしまうシーンは、多くの母親たちの共感を呼ぶことだろう。
シャーリーズは、演じる役のためにイメージを変えることを恐れない女優だ。『モンスター』(03)では、体重を増やして眉毛も全て抜き、荒み切った容貌の連続殺人犯を見事に演じ切り、オスカーの主演女優賞を獲得している。これまで、幅の広い役柄を演じてきたシャーリーズが、中年主婦のリアルな生活や女同士の友情をどのように演じるのか、今から楽しみな作品だ。
UK在住/シャオ
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