ゆりやんレトリィバァがリュック・ベッソン監督に猛アピール!監督も「リアーナそのもの」とノリノリ!?
『フィフス・エレメント』(97)のリュック・ベッソン監督によるSF超大作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(3月30日公開)のジャパンプレミアが、3月13日にTOHOシネマズ六本木で開催。来日したリュック・ベッソン、日本語吹替版の声優を務めたお笑い芸人・ゆりやんレトリィバァ、THE ALFEEの桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦が舞台挨拶に登壇した。
リュック・ベッソン監督はご機嫌な笑顔で登場し「初めて日本にやってきたのは、30年近く前だけど、日本のみなさんは、30年の長きにわたって応援してくれて心から感謝しているよ。30年後、よぼよぼになっても僕は来日したい。車椅子に乗ってでも来たい」とリップサービス。
続いて、リアーナ演じる宇宙人・バブル役のゆりやんレトリィバァが踊りながらステージに上がる。リュック・ベッソン監督が「リアーナそのものだね。特に帽子が」と感想を述べると、会場は大爆笑となる。
ゆりやんレトリィバァは「アイ・アム・セックス・シンボル。調子にのっちゃって」と猛アピールすると、リュック・ベッソン監督は「日本の方にとって、彼女はセックス・シンボルでよろしいんでしょうか?」と会場に尋ねる。拍手が上がると、ゆりやんは「ウソつけー!」と言って笑いを取った。
アフレコに初挑戦した高見沢は「僕らのボイスはいかがでしたか?」と尋ねると、リュック・ベッソン監督は「吹替え版で最高なのは、日本とイタリア」と答え、THE ALFEEの3人は大喜び。ちなみに監督は「ダメなのはドイツだね。ドイツという国は好きですが、ちょっとドイツ語とは合わなくて、難しいところがあったみたい」と苦笑いした。
イベントでは、監督から吹替えキャストへ星のネーミングライツ(命名権)がプレゼントされ、大盛況のまま、イベントは幕を閉じた。
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、名作コミック「ヴァレリアンとローレリーヌ」を映画化したSF超大作。西暦2740年。宇宙の平和を守る連邦捜査官ヴァレリアンとローレリーヌは、あらゆる種族が共存する“千の惑星の都市” アルファ宇宙ステーションを訪れる。
取材・文/山崎 伸子