稲垣&草なぎ&香取『クソ野郎』ショップのカウンターに立つ可能性「あります!」
稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾らが出演する4つの短編で構成されたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』(4月6日公開)の公開を目前に控え、映画の世界観を具現化したポップアップショップが、3月20日より東京・日比谷の帝国ホテルプラザに期間限定でオープン。19日深夜には内覧会が行われ、稲垣、草なぎ、香取が来店。ショップを眺めて感想を語った。
『クソ野郎と美しき世界』は、“新しい地図”が初めて製作を手がけた第1回劇場公開作品。『ピアニストを撃つな!』、『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』、『光へ、航る』、『新しい詩(うた)』の4編から構成されるオムニバス映画だ。
「遅い時間にありがとうございます!」と記者陣に感謝を述べながらショップに足を踏み入れた3人。実際に映画で使用されたピアノやキャストが実際に身に付けた衣装、装飾品などが所狭しと並んだ会場を楽しそうに眺めた。
稲垣は「映画の世界観を楽しんでいただけるようなショップ。映画同様、こちらにも遊びに来ていただけたら」とアピール。草なぎは「まだ誰も(完成した)映画を観ていない」と告白しつつ、「映画の世界をおもしろく、アートとして再現している。映画のこともより深く理解していただける場所になる」とニッコリ。「3人がショップのカウンターに立つ可能性は?」と聞かれた香取は「あります!」とキッパリと答えていた。
“新しい地図”として初めての映画に挑んだが、草なぎは「映画を3人でやることもなかったし、今回でしか集まれなかった監督とキャスト。試写もしないそうで、いろいろな意味で前代未聞の映画」と茶目っ気たっぷりにコメント。「観客の方も歴史的瞬間に立ち会えるような映画になれば」と公開に向けて、ワクワクとした思いを明かした。
各話違う監督がメガホンをとり、ジャンルも異なる4編に主演する3人だが「他の役を演じてみたいと思う?」と聞かれた稲垣は「各々、3人にぴったりな役」といまのキャスティングに大満足の表情。「シャッフルしてみるのもおもしろいかも。慎吾ちゃんをやってみたいかな。真逆のタイプで月と太陽みたいな感じにみなさんに思われているかもしれないから」と続けると、香取は「いま俺のことを太陽って言ってくれた?」と目を丸くしてびっくり。稲垣が「そうだよ、僕の太陽だよ」と語りかけるなど、息ぴったりのトークで会場を盛り上げていた。
3人がそろって出演するepisode.4『新しい詩(うた)』の内容も気になるところだが、香取が「episode.4はミュージカルになっている。そこですごく気持ちよく歌い上げています」と明かすなど、盛りだくさんの内容に自信をのぞかせていた。
取材・文/成田 おり枝
開催期間:3月20日(火)~4月20日(金)
営業時間:午前11時~午後7時(開催期間中は定休日なし)
場所:帝国ホテルプラザ東京