伝統破り!メーガン・マークルのウェディングケーキはアメリカ式
5月19日に行われるメーガン・マークルとヘンリー王子の挙式の全容が徐々に明らかになっているが、このほどウェディングケーキの注文先が明らかになった。
英王室が正式に明らかにしたもので、2人が選んだのは、メーガンと同じくカリフォルニア出身米国人のパティシエで、2010年からロンドンのハックニー地区にあるベーカリーカフェ「Violet Bakery」のオーナーを務めるクレア・プタック。
クレアはアメリカ式のケーキを作る職人として知られており、メーガンは過去に自身のウェブサイトTheTig.comでクレアにインタビューを試みている。その際にも、季節感を取り入れ、オーガニック素材にこだわったクレアの作品を絶賛。2015年には、クレアの料理本を宣伝しているほどのほれ込みようだ。
またインディペンデント紙によれば「2人がオーダーしたのは、これまでの英王室の挙式の伝統を破ったケーキになるだろう。いま人気のレモンとエルダーフラワーを使ったスポンジ地にバタークリーム、生花を飾ったアメリカ風のウェディングケーキをオーダーしている」という。
2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の挙式では、ポール・マッカートニーがクリスマスケーキを注文していることでも知られているイギリス人パティシエのフィオナ・ケアンズが、約5週間かけてこのロイヤル・ウェディングケーキを製作。伝統にのっとったフルーツケーキ17個からできた8段重ねのケーキは、クリームと白いアイシングで覆われ、シュガーペーストで作られた900個の花で飾られたものだった。
ウィリアム王子とキャサリン妃は、日ごろからフィオナのフルーツケーキのファンだったそうで、そういう点ではメーガン御用達のパティシエにオーダーしたことはごく自然の流れだが、かねてから、クレアの料理本を購入してレシピ通りに実践を試みた読者から「彼女のレシピは標準以下」といった酷評も多発しているとか。
また、スポンジ地にバタークリームという扱いにくい素材だけに、晴れの日に伝統破りが凶と出るか吉と出るか、ケーキの行く末が懸念されている。
NY在住/JUNKO