美人コスプレイヤーが「FGO」「アイマス」を再現!AnimeJapan 2018のゲームコスプレをプレイバック
先月22日から25日の4日にわたり東京ビッグサイトにて開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2018」は、過去最多の総来場者数15万2331人(前回比105%)を記録し、大盛況のうちに閉幕。
昨年より拡大した会場エリアでの合計出展数は1000以上となり過去最大規模に。また5周年記念として多彩なステージやイベントが行われた。
その中でも特に目を引いたのが、日本のみならず世界中から数多くのコスプレイヤーがアニメだけでなくゲームなど多彩なキャラクターに扮し集結した「コスプレイヤーズワールド」。
その中からゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーたちの活躍をピックアップし、カメラマン・黒羽政士による写真とともにお届けする。
国内のゲームで“アイドル”と言えば、最初にイメージされるのは、やはり「THE IDOLM@STER」だろう。本作は2005年にバンダイナムコエンターテインメントから発表されたアイドル育成ゲーム。ゲーム業界におけるアイドルコンテンツの火付け役にして今なお根強い人気を誇る人気シリーズで、現在もスマートフォン専用ゲームとして「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」が好評配信中だ。
今回、東京ビッグサイトで出会えたのは765プロダクション所属の動物大好き元気娘アイドル、我那覇響。沖縄出身の彼女の明るさは作中でも随一だ。家族同然であるペットのハムスター、犬、うさぎ、ワニと一緒にアイドル活動に全力投球している。
「Fate/Grand Order」は2015年にサービスが開始されたスマートフォン専用ゲーム。PCゲーム「Fate/stay night」を元に製作され、アニメ、漫画、小説と作品世界を広げる「Fate」シリーズのひとつで、今年の2月には1200万ダウンロードを突破したまさに大ヒット作。
プレイヤーは“マスター”となり、“サーヴァント”と呼ばれる英霊と共に聖杯を巡る世界に身を投じるという物語で「Fate/stay night」にてシナリオを執筆した奈須きのこが全体構成・シナリオ・総監修を担当、生みの親による新しい「Fate」であることが大きな魅力となっている。
「FGO」の人気を支えているのはシナリオだけでなく、古今東西の英雄を元にした“サーヴァント”などの独創的な設定だ。「救国の聖女 ジャンヌ・ダルク」や「叛逆の騎士 モードレッド」などの耳にしたことあるであろう英雄から、妖怪「玉藻前」までもが魅力的なキャラクターにアレンジされた。
昨年の10月、全三章の第一章として劇場公開された『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]I.presage flower』は原点である「Fate/stay night」のエンディングのひとつを映像化した作品とあって大きな話題を呼び、公開後2日間で動員ランキング1位(動員24万8000人)を記録、勢いそのままに今年2月には4DXとMX4Dでの公開も始まり、最終的には興収15億円を突破するという偉業を成し遂げた。
4月4日(水)には「FGO」にて第2部シナリオの配信が予定されており、今後公開される映画の第二章とあわせて、広がり続ける「Fateワールド」には引き続き注目が集まるだろう。
ゲームのキャラクターたちがモニターを飛び出して活躍するこのようなイベントは、まさにコスプレの醍醐味。コスプレイヤーの魅力が詰まった写真の数々を堪能してほしい。
取材・文/編集部