ショーン・ペン、トークショー出演時の喫煙が大不評!
26日、米CBS放送の深夜トーク番組「ザ・レイトショー・ウィズ・スティーブン・コルベア」に、俳優のショーン・ペンが出演。初めて執筆した小説「BOB HONEY WHO JUST DO STUFF(原題)」のプロモーションを行ったが、番組中の振る舞いが批判の的となっている。
司会のスティーブン・コルベアが、「調子はどうだい、ショーン?」と会話を始めると、ショーンは「調子はいいよ。寝れなくて、昨晩アンビエン(睡眠薬・鎮静剤)を飲んだから、ちょっと引きずってるけど」と答えた。スティーブンが「じゃあまだ睡眠薬が効いてる状態かい?」「睡眠薬が効いてる時もそうでない時も、いつも同じだよね?」とツッコミを入れて会場の笑いを取ると、ショーンは「まぁ、大体同じだね」と答え、ポケットから煙草を取り出して火をつけた。するとスティーブンは、「吸うと思ってた」と言ってすかさず灰皿を机の上に置き、またもや会場を沸かせていた。
睡眠薬のせいか、今一つろれつが回っていないショーンに対し、スティーブンは健康のために禁煙を勧めたが、ショーンは「脳腫瘍の医者のために、仕事を確保してやってるんだよ」とジョークでお茶を濁していた。本題の処女小説にはトランプ大統領をイメージした人物が出てくるそうで、その人物の暗殺計画をめぐるストーリーだという。
俳優業を楽しめなくなったことや小説執筆への思いなど、興味深い話も多かったのだが、視聴者の反応は芳しくなかった。劇場やスタジオ内での喫煙は違法行為にあたるため、アメリカでは喫煙シーンの撮影にはハーブ・シガレットを使用しているという。違法と知りながら堂々と煙草を手にするショーンに対して嫌悪感を示す声はもちろんのこと、ボサボサの髪でどことなく清潔感のない出で立ちだったことや、アンビエンの影響が残った状態での出演だったことも、不健康な印象で不評だった。加えて政治色の強い本の宣伝とあって、視聴者の不興は避けられなかったようだ。
UK在住/シャオ