名曲「雪だるまつくろう」再び!アナとエルサの知られざる姉妹の絆とは?
現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。“家族の絆”を描く物語として感動を呼んでいるが、同時上映の短編『アナと雪の女王/家族の思い出』にも大きな注目が集まっている。なぜなら同作では『アナと雪の女王』(13)の劇中歌「雪だるまつくろう」のシーンが新たな視点で描かれているのだ。
「雪だるまつくろう」は、『アナと雪の女王』で妹のアナが姉のエルサに向けて歌った曲。自分のせいでアナを傷付けたと思い部屋に引きこもったエルサ。アナは楽しく遊んだ幼い頃を思い出しながら、ドアの向こうのエルサに何度も何度も「雪だるまつくろう~♪」と歌いかける。すれ違う2人の気持ちに、せつなさがあふれるシーンだった。
しかし本作は、過去を乗り越えたアナとエルサが初めて一緒にクリスマスを迎えるエピソード。「雪だるまつくろう」が流れる場面も、姉妹の絆が感じられるシーンとして新しく作られた。本作を手掛けたケヴィン・ディーターズ監督は「『アナと雪の女王』とは違う方向からシーンを見ることで、前作に対する思いがさらに深まるかもしれないと思った」とその意図を明かしている。これを見たら、「雪だるまつくろう」の見方が180度変わってしまうかも?
『アナと雪の女王』は続編『Frozen2』(原題)の制作も決定。『ベイマックス』(14)の製作を務めたロイ・コンリによると、本作は続編へとつながる重要な作品になっているとのこと。“家族の絆”をテーマに描いた『アナと雪の女王/家族の思い出』。大切な人と一緒に観れば、もっと絆が深まることだろう。
文/トライワークス
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