小池徹平&ドラァグクイーンに大変身した三浦春馬のビジュアルに高まる!「キンキーブーツ」再演決定
2016年に日本に上陸し全公演が即日完売、連日スタンディーグオベーションの嵐が巻き起こるなど大熱狂に包まれたブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」の再演が決定。初演に引き続き小池徹平と三浦春馬が主演を務めることが発表された。
のちに『それでも夜は明ける』(12)でアカデミー賞主演男優賞を獲得するキウェテル・イジョフォーと『レッド・スパロー』(公開中)などで知られるジョエル・エドガートンが共演した、2005年公開の同名イギリス映画をブロードウェイでミュージカル化した本作。経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラと出会い、差別や偏見を捨ててドラァグクイーン専門のブーツ工場を築き上げていく物語だ。
そんなストーリーの魅力を彩るシンディ・ローパーのパワフルな楽曲の数々が大きな話題を集め、2013年にはトニー賞で最多13部門にノミネート。作品賞を含む6部門で栄冠に輝いた。日本でも主人公チャーリー・ブライスを演じた小池徹平が第42回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞し、ローラを演じた三浦春馬が第24回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞するなど大絶賛された本作。
主演2人の続投はもちろんのこと、主要キャスト陣の続投も決定。靴工場の従業員ローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、そして靴工場の現場主任ドン役には勝矢、そして工場長ジョージ役をひのあらたが演じる。全員が初演時よりもさらにパワーアップして再集結する本作で、再び日本中を笑いと感動の渦に包み込んでくれることは間違いなしだ。
続投にあたり小池は「もし再演があるなら絶対やりたいと思っていたのでうれしいです。お客様が一緒に立って踊ったりしてくれた初演時と、同じ景色が見られるのが楽しみ」と、今回も会場を盛り上げてくれることに期待が持てるコメント。一方で三浦も「めちゃくちゃうれしい!この一言に尽きます」と喜びをあらわに。徹底的なメイク監修とポージングの特訓によって、初演以上にリアルで美しいローラ役に挑む三浦の好演にも注目していただきたい。
ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は2019年4月・5月に東急シアターオーブで東京公演が行われ、5月にオリックス劇場で大阪公演が行われる。
文/久保田 和馬