“マジジュマンジ”なメガヒットに歓喜!ジェイク・カスダン監督、ジュマンジ愛を活かした大胆なアイデアを語る|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“マジジュマンジ”なメガヒットに歓喜!ジェイク・カスダン監督、ジュマンジ愛を活かした大胆なアイデアを語る

インタビュー

“マジジュマンジ”なメガヒットに歓喜!ジェイク・カスダン監督、ジュマンジ愛を活かした大胆なアイデアを語る

全米で興行収入4億ドルを突破し、ドウェイン・ジョンソン出演作としては『ワイルド・スピード/SKY MISSION』(15)を超えて歴代No. 1ヒット作にのぼりつめた『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(公開中)。

本作でメガホンをとったのは『バッド・ティーチャー』(11)や『SEXテープ』(14)などコメディ作品でその素質の高さを証明してきたジェイク・カスダン。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)の脚本家としても知られる、『ドリームキャッチャー』などのヒット作を手掛けた映画監督ローレンス・カスダンを父に持つ逸材だ。このたび、ジェイク・カスダン監督に直撃インタビューを行った。

コメディ映画の異才、ジェイク・カスダン監督が本領を発揮!
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本作でその稀代の娯楽センスを遺憾なく発揮したカスダンでも、予想の斜め上をいく大ヒットを記録したことに「まったく想像していなかったよ」と驚きの表情。さらに「ワクワクが止まらないんだ!」と笑顔で語る。

ロビン・ウィリアムズが主演を務めた前作『ジュマンジ』(95)では、ボードゲームの中の動物たちが現実世界に出てくるという設定で大きな反響を集めたが、本作では現実世界の高校生たちがゲームの中へと入っていく真逆の設定。それこそが前作をこよなく愛するカスダンが本作を手がける決め手となったようで「オリジナル版と違ったキャラクターがゲームの中に吸い込まれて、実際の自分とまったく違うアバターになってしまうなんてすごく魅力的だと思ったんだ」と楽しげに語るカスダン。

「“ジュマンジ”というゲームは、前作ではボードゲームとして存在していたけれど、超自然的な力が備わったミステリアスなゲームだから自ら時代に合わせることができたんだ」。“ジュマンジ”への愛情たっぷりに語るカスダンは、前作との大きな違いをもうひとつ明かす。「現代の子供たちに魅力的に感じてもらうためにはビデオゲームじゃないといけないと考えたんだ。“ジュマンジ”は登場人物たちの生きる時代によって変化する。それによって体が入れ替わるというアイデアが活きてくるんだ」。

【写真を見る】ドウェイン・ジョンソン史上最高のヒット作に!大成功の鍵は監督のジュマンジ愛にあった!?
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ボードゲームからビデオゲームへと変化し、そして“ジュマンジ”から出てくるのではなく、中に入り込む本作。そのため前作では登場しなかった様々なゲーム設定が物語の鍵となっている。「“ジュマンジ”は実際には存在しないゲームだ。だからこそ、いちから自由に設定やルールを作ることができたんだ」と振り返ったカスダンは、考え出したルールへのこだわりを「ジュマンジの物語を支えるだけのコメディ要素があって、そしてゲーマーたちが観て納得のいくものにしたかった」と明かす。

さまざまな試行錯誤が重ねられて現代に蘇った“ジュマンジ”。何よりも期待がふくらむのは、続編が製作されるかどうかだ。カスダンに訊ねてみると「作りたいと思っているよ!」と前向きにコメント。次作でさらにブラッシュアップされ、そしてより魅力的なゲームとなって再構築される“ジュマンジ”の姿が楽しみだ。

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は絶賛公開中!
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文/久保田 和馬

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