父親似? 本木雅弘の愛娘・伽羅が実写3D映画で本格演技を披露
『おくりびと』(08)の脚本を手がけた小山薫堂によるオリジナルストーリーをもとに、世界遺産を立体映像で映し出す3D映画『FURUSATO〜宇宙からみた世界遺産』(6月19日公開)。本作に、本木雅弘と内田也哉子の長女・内田伽羅(きゃら)が出演していることがわかった。
弱冠10歳の伽羅は、ドキュメンタリー映画『eatrip(イートリップ)』(09)でデビュー。今回のキャスティングは、伽羅がモデルを務めていたCDジャケットを、映画の監督である日下宏美が偶然目にしたことがきっかけ。本作で伽羅は、本格的な演技に挑んでいる。
映画は、衛星「だいち」による地上700kmからの映像と、ハイビジョンの4倍という高精細な4K3Dデジタルカメラがとらえた鮮明な映像が魅力の新感覚3D映画。ニュージーランド、エジプト、日本の3カ国にある自然・文化遺産を舞台に、子供たちの目線で世界遺産のすばらしさを映し出す。
構成を手がけた小山は、本作の映像について、「その臨場感に3Dの必然性を感じた。『アバター』よりも3Dにふさわしい映画だ」と力強くコメント。「(世界遺産は)現在は過去からの贈り物。今は未来への贈り物であると気づく」と映画のメッセージ性を語った。
伽羅は、広島に暮らす少女役で出演。父親顔負けの情感あふれる表情で平和への想いを表しているという、その表情に注目だ!【Movie Walker】
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