リチャード・ギア、33歳年下の恋人と来月結婚も一般からは辛辣な声?
スペインの全国紙ABCが、俳優のリチャード・ギアと恋人のアレハンドラ・シルバさんの結婚予定について報じた。挙式は5月5日にワシントンで行われるとのことだ。3年前からギアと交際しているシルバさんは、現在35歳。ギアとは33歳の年の差カップルだ。今回の結婚はシルバさんにとっては再婚、ギアにとっては再々婚となる。
ギアの最初の結婚は1991年で、お相手はスーパーモデルのシンディ・クロフォードだった。ギアの主演作『プリティ・ウーマン』(90)が大ヒットした翌年だったこともあり、ギアとクロフォードとの組み合わせは「“プリティ・ウーマン”そっくり!」と騒がれたが4年で破局。2000年、ギアは女優のキャリー・ロウエルとの間に息子をもうけ2年後にロウエルと結婚した。夫妻は共に、チベット仏教の信者だったが2013年に別居、2016年に離婚している。
新恋人のシルバさんの父親は、かつてレアル・マドリードの副代表を務めていた実業家。シルバさんは15歳の時に英国に留学し、スペインの大学でマーケティングを学んだ。卒業後は一般企業に勤め、2012年に大富豪の父を持つアメリカ人実業家と結婚。1児をもうけたものの、2015年に離婚している。シルバさんは20代の頃から社会活動に取り組んでいるとのことで、人道支援に熱心なギアとは共通点がある。
同じ志を持つギアとシルバさんだが、一部の映画関係者は、2人の結婚にある種の懸念を抱いているらしい。チベット仏教信者のギアは、中国とチベットに関する政治的な発言が多く、中国の巨大市場を失う結果を招いている。社会活動家との結婚で、今後ますます政治色が強くなるのでは?と不安視されているギアだが、一般の人々の関心は別のところに集中していた。デイリー・メールのコメント欄は、「結婚じゃなくて、養女にしたら?」「どう見ても父と娘」「そんな若い女性がどうして68歳と結婚すると思う?お金でしょ!」など、33歳の年齢差に対する批判が圧倒的に多く、祝福の声はあまり聞こえてこないようだ。
UK在住/シャオ