ハリウッドスターがトニー賞を席巻！ スカヨハもジュードもノミネート

ニューヨークのブロードウェイで上映されているミュージカルや舞台の最大の祭典である第64回トニー賞のノミネートが発表され、スカーレット・ヨハンソンやジュード・ロウなど、ハリウッドスターが席巻する結果となった。

昨年は不景気も手伝って、確実に集客を望める大スターを起用した作品が多かったのも事実だが、舞台部門の最優秀男優賞はノミネートされた5人は、デンゼル・ワシントン(「Fences」)、ジュード・ロウ(「Hamlet」)、クリストファー・ウォーケン(「A Behanding In Spokane」)、アルフレッド・モリーナ(「Red」)、そしてリーヴ・シュライバー(「A View From The Bridge」)と、ハリウッドで活躍するスターばかり。舞台専属の俳優は誰もノミネートされていない、と米テレビ番組エクストラ！が伝えている。

また、ミュージカル部門の主演女優賞には、メディアから酷評されていたキャサリン・ゼタ・ジョーンズ(「A Little Night Music」)、そして舞台部門の助演女優賞には、メディアからの評判も高く大盛況のうちに幕を閉じた「A View From The Bridge」のスカーレット・ヨハンソンが選ばれており、まさにスターのオンパレード。一方で、最大の稼ぎ頭となったヒュー・ジャックマンとダニエル・グレイグ(「A Steady Rain」)はノミネートからもれてしまった。

なお6月13日に行われる授賞式には、初舞台を踏みながら残念なことにノミネートされなかったジュードの恋人シエナ・ミラーや、スカーレットの夫ライアン・レイノルズ、リーヴのパートナー、ナオミ・ワッツのほか、ミュージカル部門の最優秀作品賞に選ばれた「Fela!」のプロデュースを務めたジェイ・Z、ジェタ・ピンケット・スミス、アリシア・キーズも参加する可能性大。そうなれば伴侶であるビヨンセとウィル・スミスが参加する可能性も高い。また「Fela!」はマドンナのお気に入りで、既に2回も劇場に足を運んだと言われていることから、マドンナがサプライズゲストになる可能性も。とにかく、今までで最高に華やかな授賞式になりそうだ。【NY在住/JUNKO】