カメレオン女優シャーリーズ・セロン、役作りで22キロ増!そのハードな増量法とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
カメレオン女優シャーリーズ・セロン、役作りで22キロ増!そのハードな増量法とは?

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カメレオン女優シャーリーズ・セロン、役作りで22キロ増!そのハードな増量法とは?

18日、ロサンゼルスのリーガル・シネマで、新作映画『Tully(原題)』のプレミアが開催された。主演のシャーリーズ・セロンは、ディオールの黒のマキシ・ドレスをまとってプレミアに出席。ゴージャスなブロンドヘアをアップにまとめ、端正な顔立ちをますます際立たせていた。

傑出した美貌の持ち主ながら、役柄になりきるためには容姿を変えることも厭わないシャーリーズ。最新作『Tully』の撮影では、育児に疲れたアラフォー主婦を演じるために、体重を22キロも増やしたという。エンタテインメント・トゥナイトの動画インタビューによると、シャーリーズは体重を増やすために、夜食用のスナックをベッドサイドに準備してアラームをセットし、夜中の2時にマカロニやチーズをお腹に入れ、朝食にはハンバーガーやミルクシェイクを摂ったそうだ。

その成果は一目瞭然で、映画の中のシャーリーズは、大きく出っ張ったお腹とどっしりとした下半身の持ち主に変身している。「演じた女性の感覚を、自分で体感したかったのよ。私にとっては、(見た目を変えることは)本人に近づき、その人の思考を手繰り寄せる方法だと思ってるわ」と話すシャーリーズだが、精神的にはかなりきつかったようだ。初めの2週間は“お菓子屋さんに入った子供のように”楽しんでいたが、3週間目に入ると、食べ物を義務的に喉に詰め込むだけになったという。さらにつらかったのは、気分の落ち込みだった。「すごく驚いたわ。かなりハードなうつ症状にやられたの。あんなに大量の加工食品や砂糖入り飲料を摂取したのは、人生で初めてのことだったからね」

つらかったのは撮影中だけではなかった。撮影後の減量には何と1年半もかかり「地獄だった」という。2003年に『モンスター』を撮影した際も大幅増量に挑戦したことがあるシャーリーズだが、当時はまだ27歳だったこともあり、「5日間スナックをやめればオッケーだった」そうだ。しかし、今回の撮影時は42歳。主治医からも厳しく注意されたというが、努力の甲斐あって元のスタイルを取り戻すことができた。今回のプレミアでもいつも通りの美しい姿を見せたシャーリーズだが、本作のプロモーションで、しばらくは多忙な日々が続きそうだ。

UK在住/シャオ

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