『ホーム・アローン』マコーレー・カルキンが年末外出できないワケとは?
『ホーム・アローン』(90)と言えば、米国ではクリスマスを象徴するホリデーの名作だ。同作で主役のケビンを演じ、子役として世界的に有名になった俳優のマコーレー・カルキンは現在37歳になる。
マコーレーはテレビ出演やインタビュー取材になかなか応じない事で知られるが、4月23日放送の米国の人気トークショー「エレンの部屋」にゲストとして登場。いまでも映画『ホーム・アローン』に出演した9歳当時の面影を強く残す彼は、笑いを交えつつ彼独特の悩みを、番組のインタビューで明かした。
「(いまでも若くみえるのは)善し悪しがあるね」「レストランに予約して行くと必ず皆にじろじろ見られて”可愛い~”って言われるよ」とコメント。さらにマコーレーは、年末にかけては出来るだけ外出しないようにしているそうだ。「クリスマスは僕の季節だからね。マコーレー・シーズンだ」とジョークを交えて語った。
ファンの中にはマコーレーに遭遇すると、映画の中でケビンが悲鳴をあげるあの有名なシーンをその場で再現してほしいと頼む者もいるそうだ。司会のエレン・デジェネレスに、そんなファンにはなんと答えるのかと聞かれると、マコーレーは「いやだよ…もう十分やったよ。(ケビン風に)『僕はもう37歳なんだよ、ママ!』と言うよ」と答えた。
マコーレーは子役としてブレイクした後、学業に復帰し近年は俳優業よりも音楽活動に力を入れていた。映画出演は2015年に『Adam Green's Aladdin(原題)』に出演したきりで、一時はネット上で死去の噂まであったほど、公の場に立つ機会が少なかった。
そんな彼も、往年の人気ドラマ「バフィー~恋する十字架~」のオズ役で有名なセス・グリーンの監督デビュー作『Changeland(原題)』に、女優ブレンダ・ソングと共に出演することが決まっている。
LA在住/小池かおる