アンドリュー・ガーフィールドが挑む、余命わずかを覆した男の奇跡の実話

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アンドリュー・ガーフィールドが挑む、余命わずかを覆した男の奇跡の実話

「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなどで知られる映画プロデューサー、ジョナサン・カヴェンディッシュが、自身の両親の実話を映画化した『ブレス しあわせの呼吸』が9月7日(金)から日本公開されることが決定した。

1950年代にポリオウイルスに感染し、全身マヒとなったロビン・カヴェンディッシュ。余命数か月の宣告を受けた彼は、笑顔とユーモアを絶やさずポジティブに人生を謳歌し、やがて呼吸器付き車椅子を開発するなど障がい者の生活を豊かにするために尽力する。本作ではそんなロビンの生き様と、彼を支えた妻ダイアナの物語が描き出される。

「猿の惑星」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどで知られる世界トップクラスのモーションアクター、アンディ・サーキスが初めてメガホンをとった本作は、昨年秋に行われたトロント国際映画祭を皮切りに、ロンドン映画祭のオープニングを飾るなど世界中の映画祭を感動に包み込んだ。

主人公のロビンを演じるのは『ハクソー・リッジ』(16)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド。その妻のダイアナには人気テレビシリーズ「ザ・クラウン」でゴールデン・グローブ賞に輝いたクレア・フォイ。また2人を見守る仲間たちをトム・ホランダーやヒュー・ボネヴィルなど、イギリスを代表する実力派キャストが脇を固める。

余命宣告を乗り越えて“世界一幸せ”な人生を送った男とその妻、兄弟や友人たちが紡ぎだしていく笑いと涙にあふれたあたたかいヒューマンドラマに、誰もがハートを鷲づかみにされることだろう。

文/久保田 和馬

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